研究課題/領域番号 |
19K09732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
賀本 敏行 宮崎大学, 医学部, 教授 (00281098)
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研究分担者 |
向井 尚一郎 宮崎大学, 医学部, 准教授 (10315369)
藤井 将人 宮崎大学, 医学部, 助教 (10794373)
寺田 直樹 宮崎大学, 医学部, 准教授 (60636637)
永井 崇敬 宮崎大学, 医学部, 助教 (60739994)
西野 光一郎 宮崎大学, 農学部, 教授 (90508144)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 腎発生 / 腎形成不全 / 腎形成 / 尿管芽 / ハプロ不全 / FUBIマウス / 先天性腎尿路奇形 / 腎 / 発生 |
研究開始時の研究の概要 |
独自のモデルマウスである自然発症腎形成不全failure of ureteral bud invasionマウス(以下FUBIマウス)は、兄弟の中に両側あるいは片側で腎が発生しない胎仔が、一定の確率で存在する。FUBIマウスより作成したES細胞の機能解析と遺伝子発現解析を行い、同マウスにおける次世代シークエンサーを用いた網羅的遺伝子解析を行い、特異的遺伝子変異を探索する。さらに同一腹の両腎、片腎、無腎胎仔組織における解析により、腎尿路の発生に関与する遺伝子群を抽出する。本研究結果から、胎生期の腎発生過程における尿管芽と後腎相互作用メカニズムの一部の解明を目指す。
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研究成果の概要 |
これまでにddy(Wild type), FUBI-両腎あり、片腎、両腎なし、の4群のゲノムDNAを回収し、次世代シークエンサーによる全ゲノムシークエンスを行い、mutationやindel比較解析を行った結果、FUBIの原因候補ゲノム領域として35部位を同定している。ddyESおよびFUBIESのマイクロアレイによる遺伝子発現比較解析から、この内2番染色体のものは、37。両方でヒットした遺伝子は、2番染色体のGm14325であるが機能は未定。これはFUBI-両腎あり、片腎、両腎なしの全てで見られることから、ハプロ不全のような制御機構によってFUBI表現系が出現している可能性もある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、FUBIマウスにおける腎形成不全の原因解析を行うことで、ヒトにおける腎尿路発生のメカニズムに迫ることができると考える。最終的には、発生頻度の比較的高い疾患である腎盂尿管移行部狭窄症をはじめとする先天性尿路奇形の原因の一部が解明され、それらの発生に関わる遺伝子群を同定することが出来れば、その早期診断が可能となる。
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