研究課題/領域番号 |
19K09808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪市立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
角 俊幸 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (50315991)
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研究分担者 |
市村 友季 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (50364005)
福田 武史 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (70570638)
安井 智代 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (20347488)
笠井 真理 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (30735585)
山内 真 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (10837850)
今井 健至 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20913221)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子宮頸癌 / 術後補助療法 / シスプラチン / パクリタキセル / 治療効果予測 / 化学療法 / バイオマーカー |
研究開始時の研究の概要 |
子宮頸癌に対して手術を行い、摘出標本の病理検査結果にて再発危険因子を有する患者を対象とする。研究の参加に同意が得られた患者に対して、術後補助療法としてTP療法(パクリタキセル、シスプラチン)をおこない、再発・増悪の有無、生存の有無、有害事象について調査を行い、その有効性と安全性を評価する。 また、摘出標本をもちいて各種バイオマーカーの発現を調べ、発現の程度と化学療法の効果、予後等の関連を検討し、それらが効果予測因子となるかどうかを検討する。、
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研究実績の概要 |
令和4年度においては、令和3年度までと同様に、子宮頸癌に対して広汎子宮全摘術を実施した患者の摘出標本の病理組織学的検査結果に基づき、適格基準に照らし合わせ慎重に適格患者を選択し、本研究への患者登録を行い現在までにXX例を登録した。登録した患者に対してプロトコールに沿った治療を行い、それに伴う治療効果、有害事象等の診療情報の収集を行い、現在登録した群におけるTP療法の有効性と安全性を検討し、術後補助療法としてのTP療法の有効性と忍容性を確認している。さらに、通常の診断治療を目的として得られた腫瘍組織の余剰部分のパラフィン包埋切片を利用し、他癌腫においてシスプラチンの感受性に関連していることが報告されているタンパクであるCLPTM1Lの発現を免疫組織学的に検討し、その発現と子宮頸癌に対する化学療法の効果に関連があることを明らかにし、その結果を令和4年の日本産科婦人科学会学術講演会および日本婦人科腫瘍学会学術講演会で発表した。また子宮頸癌細胞株を用いた細胞実験において、CLPTML1の発現を抑制するとシスプラチンの感受性が向上することを明らかにし、その結果を令和5年の日本産科婦人科学会学術講演会および日本婦人科腫瘍学会学術講演会での発表を予定しており、まだ同内容を論文化し現在投稿準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症蔓延による影響で患者登録が遅れており、まだ予定症例数に達していない。
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今後の研究の推進方策 |
今後は更に積極的に患者登録を進めていき予定症例数集積を目指す。またCLPTM1Lに関する実験結果を論文投稿しつつ、今年度検討したFynの発現とTP療法感受性の関連を含め学会発表、論文投稿の準備を行う。
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