研究課題/領域番号 |
19K09835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
久保田 海雄 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門, 研究員 (70806174)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 子宮脱落膜 / ハイポキシア / 胎盤 / 脱落膜 / 妊娠高血圧腎症 |
研究開始時の研究の概要 |
妊娠20週以降に高血圧を認める妊娠高血圧症候群の中で、蛋白尿を伴う場合を妊娠高血圧腎症と呼び、合併症を伴い重症化しやすく、妊婦の約5%が発症する。重症化すると、子癇や脳出血、肝機能障害等を母体に引き起こし、また胎児には発育不全や致死等、母児共に重篤なリスクを伴う。発症機序の全容が不明であるために、未熟児等の問題がある早期分娩以外の根本的な治療法が存在しない。本研究は、胎盤を構成する脱落膜細胞に対するハイポキシアの影響を明らかにすることで、治療法や診断マーカーの開発に繋がり得る妊娠高血圧腎症の発症機序の解明を目的とする。
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研究成果の概要 |
妊娠高血圧症候群では、胎盤において低酸素(ハイポキシア)が認められることから、このハイポキシアが発症の要因となると考えられている。本研究では、胎盤のうち、子宮側の組織である脱落膜に対するハイポキシアの影響を解析した。その結果、ハイポキシアが脱落膜における様々な遺伝子の発現を変化させ、脱落膜の機能に影響することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠高血圧症候群は妊婦の20人に1人が発症する。合併症を伴い重症化しやすく、脳出血や肝機能障害を母体に引き起こし、また胎児には発育不全や致死等の重篤なリスクを伴う。現在、発症機序が不明であるために、早期分娩以外の根本的な治療法が存在しない。これまで胎盤の栄養膜に対するハイポキシアの影響が研究されてきたが、本研究では胎盤の脱落膜に対するハイポキシアの研究を行い、診断マーカーや治療法の開発のために必要な発症機序の解明を目指した。
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