研究課題/領域番号 |
19K09933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
隈上 武志 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (70294329)
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研究分担者 |
築城 英子 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (30363493)
木下 博文 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (50530466)
松本 牧子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (70437903)
北岡 隆 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80234235)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ぶどう膜炎 / エストロゲン / 抗炎症作用 / ぶどう膜 |
研究開始時の研究の概要 |
ベ-チェット病や急性前部ぶどう膜炎などのぶどう膜炎では疫学的に発症の男女差が報告されている。 エストロゲンが、ぶどう膜炎にどのような影響を与えているのかを明らかにし、ぶどう膜炎の治療に応用できるかを検討する。ヒトの網膜には、エストロゲンレセプターαが存在する。ラットぶどう膜炎モデルにおいてエストロゲン投与により、細胞浸潤の抑制がみられる事が報告されており、エストロゲンが受容体を介して直接PI3-kinase作用を持つ事も報告されている。すなわちエストロゲンの抗炎症作用はぶどう膜炎に影響を与える可能性が有り、必要なシグナルを解明し、適切な治療を開発していきたい。
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研究成果の概要 |
ブタ脈絡膜血管内皮細胞と色素上皮細胞はおおむね再現性を持って培養できるようになった。周皮細胞の培養は、安定した結果を未だ得られていない。マウス肉腫180腫瘍細胞との培地前調整に問題があるのではないかと考え、培地を変更したり、ウシ血清の添加調整法を変えて培養を試みたが、未だ安定した結果を得られてない。ウシとブタとの違い、網膜血管と脈絡膜血管の違いによって、周皮細胞の採取方法および培養方法を調整し直す必要があることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回我々が参考にした細胞採取法および培養法はウシ網膜の血管内皮細胞と周皮細胞に対するものであった。本研究において、日本では比較的入手し易いブタを使用した。ぶどう膜炎に対する研究であったため、ぶどう膜炎の主座であると考えられている脈絡膜血管の内皮細胞および周皮細胞を得ることが必要であった。ウシとブタとの種の違い、網膜血管と脈絡膜血管の違いによって、細胞の採取法および培養法を変えないといけないことが分かり、今後の研究を始める上で参考になるだろう。
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