研究課題/領域番号 |
19K10012
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
|
研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
井上 啓太 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (80618520)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 再生医療 / 脂肪幹細胞 / 血管内皮細胞 / 培養上清 / 糖尿病 / 難治性潰瘍 |
研究開始時の研究の概要 |
細胞投与による再生医療において、その分泌因子の効能が大きいことが注目されている。本研究では、ヒト脂肪組織由来の血管内皮前駆細胞、および間葉系幹細胞の培養上清の分泌因子の同定、ならびに有効成分の濃縮(濃縮法)と代謝老廃物の除去(浄化法)の開発を通して、浄化濃縮後の培養上清液による糖尿病難治性潰瘍の新たな再生治療法を開発することを目的としている。本研究では、得られた浄化濃縮後の幹細胞培養上清を使って、マウスの疾患モデルを使用して、その有効性と安全性を検証する前臨床研究までを行う。
|
研究成果の概要 |
Endothelial progenitor cells (EPCs) are one of important cell populations to play pivotal roles in angiogenesis and wound healing. In this study, adipose-resident EPCs, adipose-derived stem cells, and their conditioned mediums were prepared, and their properties were analyzed.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
間葉系幹細胞の培養上清は、そのままで臨床応用が一部で始まっているが、これを浄化、濃縮して、治療に応用しようという試みは、我々が知る限り例がなく、有効性が検証できれば、より良い治療が可能となる。また、ヒト脂肪組織由来の血管内皮前駆細胞は、新しく調製した細胞集団であるため、全ての研究成果が新規結果となる。血管内皮前駆細胞の培養上清も利用価値があることを確認できれば、再生医療分野において非常に価値が高いと言える。
|