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リンパ管再生を目的とした軟部組織遺伝子治療方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10023
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関川崎医科大学 (2022-2023)
東京大学 (2019-2021)

研究代表者

山下 修二  川崎医科大学, 医学部, 教授 (30457220)

研究分担者 御任 大輔  東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (80746412)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードリンパ管 / リンパ管新生 / リンパ浮腫 / アデノ随伴ウイルスベクター / 遺伝子治療
研究開始時の研究の概要

リンパ浮腫は、がんに対する手術、放射線治療後に高頻度で認められる、無視することのできない医原性後遺症の一つである。再現性、奏効率の高い治療方法は知られておらず、多くの患者が治療を継続、反復しながら生涯にわたる病悩を抱え続ける。
将来的な臨床応用の実現性が高く、病態に対して大きな表現型の変化を与えうる介入方法として、本研究ではアデノ随伴ウイルスベクターを用いた遺伝子導入によるリンパ管再生の誘導方法の開発を目指す。失われたリンパ管の再生を促すことができれば、特に現行治療への反応の悪い進行例に対しても治療の機会を提供できる可能性がある。

研究実績の概要

リンパ浮腫は、がんに対する手術、放射線治療後に高頻度で認められる、無視することのできない医原性後遺症の一つである。再現性、奏効率の高い治療方法は知られておらず、多くの患者が治療を継続、反復しながら生涯にわたる病悩を抱え続ける。将来的な臨床応用の実現性が高く、病態に対して大きな表現型の変化を与えうる介入方法として、本研究ではアデノ随伴ウイルスベクター(AAV)を用いた遺伝子導入によるリンパ管再生の誘導方法を以下の3項目の順に開発する。
1) リンパ管内皮細胞特異的な指向性を有するAAVカプシドの開発
2) リンパ浮腫動物モデルと、ICG蛍光造影を用いた評価法の確立
3) リンパ管再生促進因子の局所導入によるリンパ管再生促進療法の開発

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

リンパ浮腫モデルの作成については、ラットの尻尾を用いて短期間ではあるが浮腫モデルが作成できた。また、ICG蛍光造影を用いた評価法については、一定の結果が出せている。一方、リンパ管内皮細胞に特異的な指向性を有するAAVカプシドは、AAVの定方向進化を用いて本研究固有に開発を進めているが、再現性のあるカプシドの開発には至っていないため。

今後の研究の推進方策

リンパ管再生促進因子の局所導入法について網羅的に検索しその最適化を先行して行う。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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