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ケロイド・肥厚性瘢痕における新規ヒアルロン酸分解酵素の関与

研究課題

研究課題/領域番号 19K10035
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

荒牧 典子  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80365311)

研究分担者 岡部 圭介  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードscarless wound healing / 瘢痕 / ヒアルロン酸分解酵素 / KIAA1199 / ヒアルロン酸 / hybid / 創傷治癒 / ケロイド / HYBID / 肥厚性瘢痕
研究開始時の研究の概要

本研究では、KIAA1199ノックアウトマウスを用い、瘢痕モデルマウス作成・検討し、更にヒトの瘢痕やケロイド組織を用いたKIAA1199の発現検討を並行して行い、ケロイドや瘢痕におけるKIAA1199の役割を明らかにする。

研究成果の概要

我々は、ヒトの瘢痕やケロイド組織を用いたKIAA1199の発現検討を行い、ケロイドや瘢痕におけるKIAA1199の役割を検討することを目的とした。今回の我々の結果から、ケロイドではKIAA1199の発現が上昇しており、ヒアルロン代謝が亢進していることが示唆された。またノックアウトマウスの瘢痕抑制効果が見られたことからもKIAA1199がヒアルロン酸代謝を介して、瘢痕形成に関与している可能性が示唆され、KIAA1199の発現コントロールがケロイド・瘢痕形成の抑制に応用できることが期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、2013年にヒアルロン酸分解に関与する新たな分子であることが報告されたKIAA1199が、瘢痕形成やケロイドにおいてどのような意義をもたらすのかを検討した。これまで、生体内のヒアルロン酸の分解には、ヒアルロン酸受容体(CD44)やヒアルロン酸分解酵素などの分子が重要な役割を果たすことが報告されているが、これらの系を介さない新なヒアルロン酸分解を司るKIAA1199分子が報告された。そこで我々は、ヒトの瘢痕やケロイド組織を用いたKIAA1199の発現検討を並行して行い、ケロイドや瘢痕におけるKIAA1199の役割を検討を初めて検証した。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ヒアルロン酸分解酵素(HYBID)欠損マウスにおける創傷治癒解析2021

    • 著者名/発表者名
      荒牧典子、福尾佳奈、酒井成貴、岡部圭介、吉田浩之、下田将之、岡田保典、貴志和生
    • 学会等名
      第51回日本創傷治癒学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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