研究課題/領域番号 |
19K10046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
中村 渉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60372257)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | サーカディアンリズム / 体内時計 / 視交叉上核 / 加齢 / 睡眠・覚醒リズム |
研究開始時の研究の概要 |
睡眠・覚醒、自律神経系、(生殖)内分泌系などの生理機能は明瞭な日内変動を示し、関連して歯科疾患には一日の中でハイリスクな時間帯があることが知られている。超高齢化社会を迎える現状の中、高齢者の生活の質を向上し充実した毎日を過ごすためには「昼間は溌剌と活動し、夜間はぐっすりと眠る」環境に調和した生理的タイミングの制御が重要である。そこで本研究では、生理機能のタイミングを制御する体内時計中枢・視交叉上核について、加齢変容を生じる要因を特定し、生体時間秩序の維持に破綻をきたす生理基盤を明らかにする。
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研究成果の概要 |
サーカディアンリズムは加齢に伴い、生理機能動態のタイミング分配(同調)機能が低下する。我々は生殖機能の加齢変容において、環境サイクルとサーカディアンリズムとの時間秩序を最適化することにより不妊症を回復しうることを明らかにした。そこで本研究では、様々な生理機能のタイミングを制御する体内時計中枢・視交叉上核について、加齢変容を生じる要因を特定し、環境変化との調和を図る生体時間秩序の維持に破綻をきたす生理基盤を明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
時計遺伝子欠損マウス7系統について生体レベルでのサーカディアンリズム表出(自由継続)及びノンパラメトリック同調、さらにパラメトリック同調を評価した。これらの研究成果は、体内時計中枢・視交叉上核の加齢変容因子の絞り込みにつながり、神経間リズム同調因子の特定と共に階層的なサーカディアンリズム同調機構の根元的な理解に展開していくことが期待される。これらの研究成果をもとに、体内時計中枢である視交叉上核における加齢に伴うサーカディアンリズム機能減弱を解明し、生体レベルにおける加齢の最適化につなげてゆく。
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