研究課題/領域番号 |
19K10115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
三森 香織 昭和大学, 歯学部, 助教 (00453647)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | SLPI / 歯肉上皮 |
研究開始時の研究の概要 |
歯周病の初発病変は、歯周病原細菌と最初に遭遇する接合上皮において認められる。侵入した細菌に対して好中球等が遊走し、抗菌タンパク等を分泌する。申請者らの研究室では、マウス接合上皮の単離・回収に成功し、網羅的遺伝子解析を行った。接合上皮には、好中球が分泌するセリンプロテアーゼを阻害する分泌性白血球プロテアーゼ阻害剤「SLPI」が、特異的に発現していることを見出した。また、接合上皮の機能を有する細胞株の樹立に成功した。本研究では、歯周病病態における接合上皮の感染防御機構に係るSLPIの機序の解明を目的として、SLPIの基盤的研究に取り組み、今後の臨床応用へと発展させたい。
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研究成果の概要 |
好中球から分泌される酵素の活性を阻害するセリンプロテアーゼインヒビターの一つであるSecretory Leukocyte Protease inhibitor(SLPI)は、近年、慢性関節リウマチや呼吸器疾患の動物モデルにおける治療効果が報告されている。しかしながら、SLPIと歯周病との関連は不明である。本研究では、ヒト歯肉上皮細胞株を用いて、LPSで刺激するとSlpiの発現の増加を認めた。LPS刺激下では、SLPIの制御によって細胞間接着に関わるE-cadherinの発現に変化を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでSLPIと歯周病に着目した研究は、ほとんど報告されていない。本研究結果から、歯周病に対する接合上皮の防御機構においてSLPIが関与していることが示唆された。今後更なるSLPIに係るメカニズムの解明により、歯周病の予防、治療戦略構築のための有用なターゲットになり得る可能性がある。
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