研究課題/領域番号 |
19K10169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
野口 和行 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (90218298)
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研究分担者 |
白方 良典 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (60359982)
中村 利明 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (60381183)
瀬名 浩太郎 東北大学, 歯学研究科, 助教 (60701117)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯周組織再生 / DFAT / BMP9 / LIPUS |
研究開始時の研究の概要 |
歯周病などにより喪失した歯周・骨組織の再生療法として骨移植術、組織再生誘導法、enamel matrix derivativeおよび線維芽細胞成長因子などが使用されているが、適応症の制限や再生組織量の限界等の様々な問題があり、新たな治療法の開発が必要である。現在、再生医療分野では、種々の幹細胞を中心とした細胞移植療法の開発研究が進められているが、本研究では、低出力超音波パルス照射下での、強力な骨形成タンパクおよび多分化能を有する脱分化脂肪細胞を用いた新規の再生療法開発のための研究基盤確立を目的とし、in vitroおよびin vivo両方のアプローチにより効果やメカニズムの解明を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では、低出力超音波パルス(LIPUS)照射下での、強力な骨形成タンパクであるbone morphogenetic protein 9(BMP9)を用いた新規の再生療法開発のための研究基盤確立を目的としている。本研究の結果としてラット頭蓋骨骨欠損においてLIPUSとrhBMP-9の併用は骨再生治療に効果的なアプローチとなることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病などにより喪失した歯周組織・骨組織の再生療法として骨移植術、組織再生誘導法(GTR・GBR)、enamel matrix derivative(EMD)および線維芽細胞成長因子(bFGF)、骨形成タンパク(BMP)などが使用されているが、適応症の制限や再生組織量の限界等の様々な問題があり、新たな治療法の開発が必要である。本研究でLIPUSとrhBMP-9の併用は骨再生治療に効果的なアプローチとなることが示唆されたことにより、歯科領域、特に歯周組織・骨組織の再生療法へのLIPUSの応用が期待され、今後の臨床応用に発展する可能性のある非常に興味深い知見である。
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