研究課題/領域番号 |
19K10227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
柳沢 志津子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10350927)
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研究分担者 |
市川 哲雄 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90193432)
後藤 崇晴 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (00581381)
吉岡 昌美 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90243708)
白山 靖彦 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40434542)
竹内 祐子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (80457316)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 口腔機能管理 / 介護保険施設 / 介護従事者 / 信頼 / 歯科・福祉連携 / 多職種連携 / 情報共有 / 信頼関係の獲得 / 歯科と福祉の連携 / 地域包括ケアシステム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,口腔機能維持・改善における各職種の意識と態度,職種間で構築される関係性を明らかにし,連携が起動するメカニズムを解明したのち,「歯科・福祉連携プログラム」を新たに開発し,その有用性を実証化する.プログラム開発やその実証化プロセスで得られた知識・情報を活用して歯科が主体となる口腔機能維持・改善における歯科・福祉の連携の定式化を図る.
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研究実績の概要 |
本研究では,歯科・福祉連携の問題点に対して,連携の前段階にある「前提条件」に着目し,各専門職が連携に向き合う意識と態度,職種間の関係性を解明することを目的とする。 本年度は,介護保険施設の職員を対象とした郵送調査を実施した。郵送調査は,徳島県内の調査協力を得られた介護保険福祉施設(特別養護老人ホーム)11施設に勤務する介護従事者〔各30名,合計300名〕を対象として,①連携および連携要請行動,②歯科医療職との連携とその困難感,③歯科医療職との関係,④歯科医療職に対する信頼に関するアンケート調査を行った。 現在,収集したデータの集計作業をすすめているところである。データがまとまり次第,統計分析を行い,学術雑誌へ投稿する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,介護保険施設や医療機関の関係者に対する調査を2年延期したため,予定していた郵送調査の実施が今年度となった。予定していた介護保険施設職員を対象にした聞き取り調査は,地域包括支援センター職員を対象とした調査に変更して実施した。 当初の研究計画に対して上記の状況を考慮すると、やや遅れていると評価した。
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今後の研究の推進方策 |
介護従事者を対象とした実態調査から得られたデータの統計解析を行い,口腔機能管理における連携の前段階にある「前提条件」の解明を目指す。現在,収集したデータの集計作業を行っており,集計が済み次第,統計分析を行い,学術雑誌へ投稿するための論文執筆をすすめる。
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