研究課題/領域番号 |
19K10289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
柿本 直也 広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (50324794)
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研究分担者 |
Verdonschot RG 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (30756094)
中元 崇 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (60403630)
小西 勝 広島大学, 病院(歯), 講師 (60537447)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 口腔癌 / 高線量率組織内照射 / 高精度 / 規格化 |
研究開始時の研究の概要 |
口腔癌に対する高線量率組織内照射は、根治的治療法の一つとして挙げられる。本研究では、口腔癌における高線量率組織内照射において、高線量率組織内照射の高精度化、アプリケーター挿入時の位置の数値化、画像誘導小線源治療での線量分布の数値化を行い、治療方法を数値化、規格化し、この規格を評価することで、IMRT(Intensity Modulated Radiation Therapy;強度変調放射線治療)のような、全世界に普及可能な治療法として確立することを目指す。
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研究成果の概要 |
口腔癌に対する高線量率組織内照射において、アプリケーター位置および線量分布の数値化を行い、規格化することを目的とした。高線量率組織内照射を行った7名、53本のフレキシブルチューブについて検討した。処方線量はGTV=CTV=PTV=100%、V200%はGTVの20%以下の体積となるように線量分布図を作成した。解剖学的指標を基準とした断面比較によるフレキシブルチューブの位置変位量は1.8±1.3㎜、フレキシブルチューブを基準とした変位量は2.1±1.9㎜であった。これらの変位量に統計学的有意差を認めなかった。フレキシブルチューブは治療中に変位するため、変化量を知ることで治療計画の参照となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔癌に対する高線量率組織内照射において、アプリケーター位置および線量分布の数値化を行い、定量的に検討した結果、フレキシブルチューブの位置は1日目と3日目で1.8㎜または2.1㎜の変位量があることが示された。これらの変位量は線量に換算すると6~8%の誤差を生じるため、事前にこれらの誤差を勘案した線量分布図の作成が必要となる。また、より正確な線量処方を行うためには適応放射線治療(Adoptive radiotherapy)を行う必要があると思われれた。
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