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拡張現実とプロジェクションマッピングを用いた教育用コンテンツの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

香川 豊宏  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (00258592)

研究分担者 橋本 憲一郎  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (00412619)
稲冨 大介  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 診療放射線技師 (00454934)
佐藤 守  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 診療放射線技師 (10758006)
筑井 朋子 (白石朋子)  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (80580472)
谷口 祐介  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (90780057)
加倉 加恵  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (90465740)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードインターネット / VR / CT / MRI / 歯科放射線 / 遠隔学習 / 3D / 拡張現実
研究開始時の研究の概要

拡張現実(AR)を応用して筋肉、血管、神経などの走行を解剖することなく可視化すること、口腔外科領域の手術シミュレーションをプロジェクションマッピングを用い、人体に対して三次元的に表示するシステムを構築することにある。本学習支援システムはARとプロジェクションマッピングを併用し、「教科書」と「実際の人体の構造」および「教科書」と「手術の現場」を融合させ、学習効果を飛躍的に向上させる画期的なシステムである。本システムを構築することにより、学生は人体解剖や手術の現場の経験を多く積まなくとも、人体の解剖学的構造や機能を理解することや外科的手術における手技の基礎的な知識を学ぶことが可能となる。

研究成果の概要

CTおよびMRIの画像解剖を学習するために、VR技術を用いた教育用コンテンツの開発を行った。まず、頭頸部におけるCTのDICOMデータを用いて、骨の3D-CGを作成した。そのデータに、歯科領域において重要な筋肉、腺組織、神経、リンパ節の3D-CGを組み入れた。完成したデータをVR動画に変換し、学習者が3Dゴーグルを使用することにより、三次元的に観察できるコンテンツとした。また、この3D-CTデータを利用し、派生的なコンテンツとして、各組織をブロック状に切り出し、3D-CGプリンタにて出力を行った。学習者はこれらブロックを並び替えることにより、各組織の位置情報を繰り返し学習することができる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯科診療において、画像診断は非常に重要な過程である。しかし、正確な画像診断を行うためには、画像解剖の知識を十分に習得しておく必要がある。本研究で開発されたコンテンツにより、学習者は歯科領域で重要な筋肉、腺組織、神経などの組織の3次元的位置関係を容易に学習できる。その結果、CTやMRIにける疾患の診断能の向上が見込まれ、国民の健康寿命の延長に寄与できると考える。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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