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唾液腺癌における、休眠療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10334
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関九州大学

研究代表者

小林 洋輔  九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (60636554)

研究分担者 住田 知樹  九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (50314951)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード唾液腺癌 / Dormancy / アンドロゲン-アンドロゲンレセプターシステム / 休眠療法 / 唾液腺導管癌 / Dormancy therapy / ID1蛋白の発現抑制
研究開始時の研究の概要

現在、ヒト口腔がんの15%を主に唾液腺癌、各種組織型の肉腫が占めている。ヒト唾液腺癌は、一般に5年生存率は高いものの10年、20年といった長期の生存率は悪い。発症のピークが中年期以降ということを考えると、さらに腫瘍の進展を遅らせることが出来れば腫瘍を根治に至らしめなくても担癌状態で余命を全うできる可能性がある。これまでの研究にて、各種性ホルモンレセプターや標的遺伝子を絞りこみ、主に唾液腺癌を治療のターゲットとしてきた。今回これまで主に検索を行ってきた腺様嚢胞癌に加え、唾液腺導管癌に焦点を置き、その治療法あるいはDormancy therapyの開発を行う。

研究成果の概要

現在、ヒト口腔がんの約85%は扁平上皮癌であり、残りの15%を主に唾液腺癌、各種組織型の肉腫が占める状態である。
今回これまで主に検索を行ってきた腺様嚢胞癌に加え、唾液腺癌の中でも特に予後の悪いとされる、唾液腺導管癌に焦点を置き、その治療法あるいはDormancy therapyの開発を行うことを目的とした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々はこれまでに唾液腺癌でのマイクロアレイの解析などからID1遺伝子の発現の増強やタンパク発現の増強を明らかにし、発表してきた。つまり、この遺伝子発現を抑えることにより、細胞の増殖、浸潤を抑えることに成功している。一般に扁平上皮癌に比べ発育の遅い唾液腺癌では1つのKey moleculeをノックアウトすることによりその発育をさらに遅らせ、Dormancyの状態に誘導できる可能性を示唆した。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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