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幼少期に身体抑制を経験したラットの成長後のストレス反応性亢進を緩和できるか。

研究課題

研究課題/領域番号 19K10396
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

吉原 俊博  北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (60261319)

研究分担者 大島 昇平  北海道大学, 大学病院, 講師 (00374546)
高崎 千尋  北海道大学, 歯学研究院, 助教 (60451449)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード身体抑制 / 中枢神経系 / ラット / 生活環境 / ストレス反応性 / HPA axis
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、幼少期に身体抑制を経験したラットも、生活環境を整えることで、成長後のストレス反応性を緩和できるという仮説を検証することである。
この仮説を検証するために、神経内分泌学、分子生物学に基づいた実験手技の他に、動物の行動量や行動の特徴を解析するために、テレメーターシステムを用いた行動解析などを用いて、視床下部のみならず、大脳辺縁系扁桃体、海馬、脳幹との中枢神経系ネットワークに注目して、研究を行う。

研究成果の概要

幼少期に身体抑制を経験したラットはストレス反応性が亢進する。本研究では、カテコールアミン代謝回転、CRH産生機能などの神経内分泌学手法、グルココルチコイドレセプター発現量、時計遺伝子発現量などの分子生物学的方法、Open field test、Radial 8-arms maze testなどの行動科学的方法を用いて実験を行った。その結果、生活環境を整えることで幼少期に身体抑制を経験したラットのストレス反応性を緩和できることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果より、身体抑制が成長後の中枢神経系機能に影響することが示され、身体抑制具を用いる上での問題点のエビデンスとなり、小児歯科学・障害者歯科学の発展に大きく寄与するものである。また、中枢神経系機能への影響を緩和する方策の道筋も本研究により示されたので、今後、身体抑制のよる人体への影響を和らげる研究の発展が期待される。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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