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血液透析患者における歯周病が心血管病に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 19K10423
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関九州歯科大学

研究代表者

大田 祐子  九州歯科大学, 歯学部, 助教 (90610973)

研究分担者 福原 正代  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (90360057)
岩崎 正則  北海道大学, 歯学研究院, 教授 (80584614)
粟野 秀慈  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (20301442)
安細 敏弘  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
邵 仁浩  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (10285463)
角田 聡子  九州歯科大学, 歯学部, 助教 (70364156)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード歯周病 / 血液透析患者 / 心血管病 / 血液透析 / 慢性腎臓病
研究開始時の研究の概要

慢性腎臓病(CKD)における心血管疾患による死亡原因は最も多く、CKDは心血管病の危険因子であることが明らかになっている。また、歯周病は、心血管病とCKDに共通する危険因子である。歯周病が予防可能、治療可能な疾患であることを考慮すると、歯周病と心血管病の関連を明らかにする意義は大きいが、歯周病とCKDの関連性を検討した臨床研究のほとんどは欧米人が対象で、コホート研究は少ない。本研究では、日本人の血液透析患者を対象とした心血管病データベースを再構築した疫学研究の成績を用いて、心血管病発症とそれによる死亡を標的として、歯周病重症度との関連を評価し、歯周病が心腎連関進展へ与える影響について検討する。

研究実績の概要

日本人の血液透析患者を対象とした心血管病データベースを再構築した疫学研究の成績を用いて、心血管病発症とそれによる死亡を標的として、歯周病重症度および歯周病原細菌感染度との関連を評価し、歯周病が心腎連関進展へ与える影響についての検討を行っている。
既往歴、家族歴、生活歴(飲酒・喫煙)、服薬状況(降圧薬、糖尿病治療薬など)、透析期間、透析基礎疾患の基本情報、身体計測(身長、体重、基準体重)、透析前後血圧、Kt/V(標準化透析量)、血液検査(血計、脂質、血糖など)の医科項目、残存歯数、歯冠・歯根の状態、咬合状態、歯周病罹患の有無、口臭、口腔粘膜、唾液検査(分泌量、pH)、縁下プラーク、 舌苔、唾液・プラーク・舌苔中の歯周病原性細菌の歯・口腔診査のデータベースの確認を行い、追跡調査として、本研究のエンドポイントである心血管病(心筋梗塞、狭心症、冠攣縮性狭心症、冠動脈バイパス術後、経皮的冠動脈形成術後、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、心不全、心房細動、高血圧、その他の不整脈、大動脈瘤)発症と死亡のデータ収集中である(①近隣医療機関との緊密な連携のもと、心血管病発症や死亡の有無を定期的に調査する。②転院した者については、郵送・電話による アンケート調査を行い、心血管病発症や死亡の有無について調査する。上記①・②で心血管病が疑われた場合、および死亡が確認された場合には、医療機関においてその診断に必要な臨床情報を系統的に収集し、心血管病の発症の有無を調査し、死亡の場合は死亡時の臨床情報と死亡診断書により死因を確定する)。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

転院した者について追跡調査を行ったが、返事が戻ってこなかったり、詳細不明で戻ってきたため、情報不足が多くなった。現在解析中である。

今後の研究の推進方策

データ解析中であり、2008年時の歯周病レベルにより対象者を層化し、心血管病の罹患率と死亡率等を比較し、血液透析患者における心血管病リスク予測の精度を向上していく。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Blood pressure control status in dialysis patients2019

    • 著者名/発表者名
      Yuko Ohta, Maki Kanesaki, Hiroshi Tsuruta, Hideyuki Nosaka, Hidetoshi Nakamura, Yuhei Kawano
    • 学会等名
      第29回ヨーロッパ高血圧学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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