研究課題/領域番号 |
19K10449
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
角田 聡子 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (70364156)
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研究分担者 |
安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
岩崎 正則 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (80584614)
邵 仁浩 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (10285463)
福原 正代 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (90360057)
濱嵜 朋子 九州女子大学, 家政学部, 教授 (60316156)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フレイル / 社会的フレイル / 身体的フレイル / 唾液 / オーラルフレイル / 栄養 / リスク診断 / 高齢者 / 唾液バイオマーカー / バイオマーカー |
研究開始時の研究の概要 |
フレイルは身体的な問題のみならず、認知機能やうつなどの精神・心理的問題、さらに独居や経済的困窮などの社会的問題を含む概念とされる。 本研究は健常高齢者を対象として、①社会的フレイルを唾液を用いて客観的に評価する。②社会的フレイルと身体的フレイルの関連を調べることで背景にある因子を探索する。③フレイルを予測し(フレイルリスク診断)、予防・介入(介護予防・重症化予防)するプログラムを立案することを目的とした調査研究である。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は大きく次の3つである。①社会的フレイルを唾液を用いて評価すること。②社会的フレイルと身体的フレイル(オーラルフレイル)の関連について調べること。③フレイル予測、予防・介入方法を立案することである。 フレイルの評価方法の標準化と社会的フレイルの客観的評価、さらにそれぞれのフレイルの 相互の影響を判断することでフレイルのリスク診断が可能になると考える。得られたデータを基に、調査期間中の体内組成の変化や口腔・栄養状態の変化、死亡や発症に伴う要介護認定の関連について解析することでフレイルリスク診断、予防プログラム を作成するのが大きな目的である。 本年度は小規模ではあるが調査を行うことが可能となった。また、既存のデータを解析し、口腔とフレイルの関連について学術誌に投稿した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度に予定していた調査をCovid-19の影響により行うことができず、2022年度は既存のデータを主に解析することになった。2023年度は小規模ながら調査を行い、既存のデータに関しても学術誌に再投稿準備中である。
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今後の研究の推進方策 |
延長申請が認められたため、現在進めているフレイルに関する論文投稿を引き続き行うと同時に、栄養と口腔に関するデータ解析を進める予定である。
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