研究課題/領域番号 |
19K10479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小寺 聡 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80794776)
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研究分担者 |
佐藤 大介 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (10646996)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 費用対効果 / 循環器 / PCI / BPA / 虚血性心疾患 / 慢性肺血栓塞栓症 / 血行再建 / ネットワークメタアナリシス / 肺血栓塞栓症 / QOL / ICER / 医療経済分析 |
研究開始時の研究の概要 |
日本では2019年度から医療経済分析が保険医療制度に本格導入される予定である。世界的に医療経済分析は重要視されている。しかし、日本では医療と経済の両方を理解する人材が不足しているため、個々の医薬品・デバイスの医療経済分析は十分に行われていない。本研究は循環器領域の高額な新規デバイスや医薬品の医療経済分析を行うとともに、循環器疾患の医療経済分析に必要な基盤データの整備を行う。本研究によって、医療経済分析が日本の保険医療制度にスムーズに導入されることが可能となると同時に、広く国民の診療に貢献することが期待される。
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研究成果の概要 |
【虚血性心疾患】虚血性心疾患に対するネットワークメタアナリシスを行い、英文誌に掲載した。透析患者に対する薬剤溶出性バルーン(DCB)の臨床効果につき後ろ向き研究を行い、英文誌に掲載した。さらに、安定狭心症および急性冠症候群に対するPCIの費用対効果評価を行い、英文誌に掲載した。 【肺血栓塞栓症】慢性肺血栓塞栓症患者に対するバルーン拡張術(BPA)の費用対効果分析を行うために、BPA前後のQOLを評価し、英文誌に掲載した。また、慢性肺血栓塞栓症患者に対するBPAの治療効果を外科手術(血栓内膜摘除術)と比較し、英文誌に掲載した。BPAの費用対効果評価を行うために重要なデータを整備した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
虚血性心疾患に対するカテーテル治療は循環器領域で広く実施されている手技であり、その費用対効果評価を行ったことは、日本の臨床現場に費用対効果の考えを広めるうえで重要であった。本研究の内容は、心血管インターベンション学会総会のシンポジウムでも発表を行い、循環器学会員に対して広く啓蒙活動を行った。慢性肺血栓塞栓症患者に対するバルーン拡張術(BPA)の治療効果をEQ5Dに評価した報告はこれまでなく、外科手術と比較したBPAの治療効果もこれまで報告されていない。BPAの費用対効果評価を行うために重要なデータを整備した。
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