研究課題/領域番号 |
19K10482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大西 丈二 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90432278)
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研究分担者 |
大田 祥子 特定非営利活動法人ヘルスサービスR&Dセンター, 研究・分析部門, 研究員 (00604696)
渡邊 亮 神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 准教授 (90756173)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 高齢者 / 急性期病院 / フレイル / 総合評価 / プロブレムリスト / 急性期医療 / 医療情報 / 国際疾病分類 / 高齢者総合機能評価 |
研究開始時の研究の概要 |
CGA(Comprehensive Geriatric Assessment、高齢者総合評価)はわが国においても普及したが、今日的には医療介護連携における共有が重要になっている。また虚弱を示す「フレイル」が2014年に定義されたところであるが、フレイルには表現型と欠損累積型の考え方があり、本研究では診療情報から、入院前の介護サービス利用状況、ADLなど一般的なCGA項目、栄養状態、フレイル、持参薬、医療行為、BPSDのデータを収集し、網羅的なプロブレムリストを作って、欠損累積型フレイルの判定を行い、転帰および医療費との関連を分析する。
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研究成果の概要 |
急性期入院患者における高齢者総合評価等につき、データを収集し、収集したプロブレムリストから多疾患併存、欠損累積型フレイルティ等の評価を体系的に行う仕組みを開発した。収集したデータを、比較的新しい分析手法である多重代入法等を使って、分析を行ったところ、先行研究と同様の結果概要ながら、多重代入法によって新しい知見も得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、多職種によって行われるよう普及した高齢者総合評価やプロブレムリスト等を用いて、欠損累積型フレイルティ等の評価が体系的に行われる仕組みが開発されたため、この成果を地域医療介護連携で用いられる標準様式や、電子カルテに反映させることによって、臨床データをシームレスに研究に利活用できる環境整備を進めることができると期待される。このことは、高齢者総合評価やプロブレムリスト等をリスク、またはアウトカムとして位置づける研究の推進を見込むことができる他、地域医療介護連携の質のや医療経済的効果の評価に利用できることも見込まれ、社会的意義が高い。
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