研究課題/領域番号 |
19K10505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 (2022-2023) 千葉大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
横尾 英孝 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70724657)
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研究分担者 |
朝比奈 真由美 千葉大学, 医学部附属病院, 特任教授 (00302547)
鋪野 紀好 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任准教授 (10624009)
塚本 知子 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (30456074)
松本 暢平 千葉大学, 国際未来教育基幹, 助教 (30737755)
神田 真人 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (50444055)
伊藤 彰一 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (60376374)
笠井 大 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (70815076)
若林 華恵 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (90645623)
杉山 淳比古 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (90722934)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | コーチング / 診療参加型臨床実習 / クリニカル・クラークシップ / 臨床実習 / 医学教育 / カリキュラム開発 / 指導医養成 / 卒前教育 / 体験学習 / シミュレーション教育 / クリニカルクラークシップ / 医師養成 |
研究開始時の研究の概要 |
医学生の卒業時の到達目標を示した全国共通の医学教育モデル・コア・カリキュラムが平成28年度に再改訂され、社会の変遷に伴う多様なニーズに対応できる医師の養成が掲げられた。 我々はそれを推進すべく、臨床実習中の医学生指導に対人支援技術であるコーチングを体系的に導入し、学習効果の向上について検証するとともに、それを新しい効果的かつ効率的な指導法の1つとして位置付けることを目指している。 この新しい指導法を全国に展開し優れた医師を多数養成できれば、国民の健康や医療費の適正化、医学の進歩にも大きく貢献することが期待される。
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研究実績の概要 |
本研究は、①コーチング担当指導教員6名の養成と②クリニカル・クラークシップ中の医学生へのコーチングの導入の2つの要素で構成されている。①と②の成果(コーチング担当指導教員6名よりコーチングを受けた千葉大学医学部医学科5年次の学生15名から収集したデータを質的量的に解析し、単施設で診療参加型臨床実習中の医学生にコーチングを実施することにより医学生の自己効力感やレジリエンスが向上することが明らかになった)を令和4年度には第54回日本医学教育学会大会(群馬)では口演で(横尾英孝ら、臨床実習中の医学生に対するコーチングの実施と混合研究法による効果の検証)、2022年8月下旬に開催された欧州国際医学教育学会(An International Association for Medical Education 2022,Lyon, ハイブリッド開催)ではe-poster形式で(Hidetaka Yokoh et al.Coaching for medical students: a new approach to enhance a learning effect during clinical clerkship)それぞれ発表・報告を行ったが、今年度は最終的な成果の論文化に向けて学会発表時の質疑応答や反響、新たに得た情報を元に改めて文献レビューを行い、追加のデータ解析とともに論文執筆を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究成果をまとめた後遅滞なく国内外の学会で発表を実現することができたが、研究代表者の異動とそれに伴う業務の多忙、想定外の分担研究者の離脱、研究成果の質向上のための追加の情報収集や解析等により論文化の作業が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
研究成果の学会発表で得た新たな情報、最新の文献レビュー、収集データの追加解析・検証を元に最終的な研究成果を論文化し発表する。また、その反響を踏まえつつ、本研究テーマをさらに深化・発展させる新しい研究課題を計画・実施していく。
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