研究課題/領域番号 |
19K10522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
米本 倉基 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (10390048)
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研究分担者 |
坂田 裕介 藤田医科大学, 医療科学部, 助教 (10748560)
真野 俊樹 中央大学, 戦略経営研究科, 教授 (20327886)
久保 真人 同志社大学, 政策学部, 教授 (70205128)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 医師の働き方改革 / 医師のワークライフバランス / 女性医師の就労支援 / 欧州の医師の働き方 / 欧州で働く日本人医師 / 欧州でのワークライフバランス / インテグラル理論 / 病院の人的資源管理 / オランダの働き方 / 女性医師の増加 / 医療の質 / 人的資源管理 / オランダ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、医師の女性増加と働き方改革が加速するなか、医療の質の低下を招くことなく、より充実した病院組織におけるワーク・ライフ・バランス支援マネジメントを構築するものであり、その参考モデルを先進国オランダの病院組織と医師に学ぶ。具体的にはより詳細なインタビューとアンケートの質的・量的両面から複眼的視点から知識をもって、日・蘭の病院組織と医師の働き方を包括的に比較分析することにより、日本が直面するこの複合的課題を同時に解決し、急速に変化する医師の労働環境に適応した新たな病院の人的資源マネジメント策を構築、提案する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,医療サービスの質の確保の課題を同時解決して,医療の質の低下を招くことなく,医師がワーク・ライフ・バランスが保てる人的資源マネジメントの学びを先行する欧州諸国から成功要因を見出して,日本が導入すべき近未来の女性医師増加と働き方改革に適応したワーク・ライフ・クオリティ・マネジメンモデルを提案をするものである。研究の結果,欧州での病院組織の人的資源管理マネジメントの分析枠踏みとして,インテグラル理論の4つの象限に整理できると考えられ,欧州では第1象限が強く制度普及に影響しているが,日本おいては,第4象限からの拡充が適すると提言した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は2020年度に国内でのアンケート調査に基づく中間的な成果を英文と和文のあわせて3本の論文と3件の学会発表によって公表されている。また,2022年度には,欧州日本人医師会の協力のもとで,欧州で働く10名の日本人女性医師等を対象にオンラインZOOMでの1人あたり1時間程度の聞き取り調査を行い,得られた音声データは,テキストデータとして報告書としてまとめ,論文1本,口頭発表2件として公表されている。さらに,このデータに対して修正版グラウンデット・セオリーアプローチ(M-GTA)で分析を行い、インテグラル理論の4象限で整理し,医療関係の働き方のセミナー等の場で講演等を行い,啓蒙を行っている。
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