研究課題/領域番号 |
19K10613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 九州大学 (2021-2022) 地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院(臨床研究部) (2019-2020) |
研究代表者 |
Chong Pin・Fee (チョン ピンフィー) 九州大学, 大学病院, 助教 (90835167)
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研究分担者 |
酒井 康成 九州大学, 医学研究院, 准教授 (10380396)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 急性脳炎 / 自己免疫性脳炎 / 中枢脱髄性疾患 / 抗MOG抗体 / 小児 / 急性脳症 / 中枢性脱髄性疾患 / 疫学調査 / 小児脳炎 / 自己抗体 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、福岡県を中心とした九州内の小児医療機関の多施設、前向きコホート研究を基盤とした小児脳炎の疫学調査である。感染性脳炎、自己免疫性脳炎、中枢脱髄性疾患の割合、発症頻度を始め、異なる病態ごと脳炎の予後の相違等を明らかにするために行う研究である。
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研究実績の概要 |
小児期発症の脳炎に様々な原因があり、ウイルスや細菌に起因する感染性脳炎のほかに、特異的自己抗体や中枢脱髄性疾患による非感染性の脳炎・脳症に大きく分類される。我々は原因不明な脳炎を系統的に分類するために、FilmArray髄膜炎・脳炎パネルとGFP検出システムを用いた細胞ベースアッセイ法を組み合わせた実験系を確立した。 昨年度から順次に各協力施設の倫理審査が済んでおり、本格的に疫学調査を開始した。症例登録は順調で、施設間の研究連携も問題なく進んでいる。一部の原因不明な脳炎症例より病原体と既知自己抗体を検出することができて、迅速に各施設にフィードバックしている。 昨年度から進めてきた抗MOG抗体関連疾患の網羅的リピドーム解析に関しては、炎症性サイトカインの追加解析を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で協力施設との連携構築に遅れが生じていたため、共同研究の開始時期が2年間遅れた。症例登録は順調に進めているが、長期予後の確認にも影響を及んでいて、遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
各共同研究施設との連携を強化し、引き続き症例登録と検体解析を行う。登録2年経過した症例に関しては、神経予後や再発の有無などの長期予後確認を行う。 抗MOG関連疾患におけるリピドーム解析では、追加解析で得られたデータを分析し、追加解析を検討する。
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