研究課題/領域番号 |
19K10756
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
佐久間 佐織 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (40399241)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 経鼻吸引 / 気道クリアランス / 看護技術教育 / 看護師 / シミュレーション教育 / 看護技術 |
研究開始時の研究の概要 |
臨床の経鼻吸引場面では、鼻腔の狭窄や舌根による咽頭腔の圧迫などによりカテーテル操作が困難な場面も多い。経鼻吸引のような侵襲性の高い技術の習得にはシミュレータによるトレーニングが有用であるが、経鼻吸引技術の習得は臨床での経験の積み重ねに依拠している。本研究の目的は、看護師が対象の状況に合わせた経鼻吸引技術を習得するためのシミュレーションラーニングシステムを構築する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、看護師が対象の状況に合わせた経鼻吸引技術を習得するためのシミュレーションラーニングシステムを構築することである。令和元年度は、先行研究で作成した経鼻吸引シミュレータの形成的評価を行った。令和2年度は、言語聴覚学科教授と共同で改良型の経鼻吸引シミュレータを開発した。令和3年度、令和4年度は、改良型経鼻吸引シミュレータの形成的評価としてカテーテル挿入手技の習得における効果を検証することに取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、言語聴覚学科教授、印刷業者と共同で、改良型の経鼻吸引シミュレータを開発した。このシミュレータは、実施者が上気道の解剖学的構造を実際に立体的に視認できるとともに、カテーテル操作を即時的にフィードバックしながら手技を習得することが可能となった。作成した改良型シミュレータの形成的評価として、カテーテル挿入手技を評価する計画であったが、カテーテル先端が上咽頭部にかかる圧力を検知する装置の開発に時間を要し、シミュレータの評価にはいっていない。
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