研究課題/領域番号 |
19K10763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
北島 麻衣子 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70455731)
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研究分担者 |
小山内 暢 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (40514138)
野戸 結花 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (80250629)
冨澤 登志子 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (70333705)
因 直也 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (90898793)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 放射線看護 / 被ばく / 教育 / 看護師 / IVR / 職業被ばく |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、放射線診療に従事する看護職者の職業被ばくの低減に有効な行動を明らかにし、その行動を学習するための体験型シミュレーション教育ツールの開発を行う。シミュレーション教育ツールは「看護職者の職業被ばく低減のための放射線防護マニュアル」及びバーチャルリアリティ教材・動画で構成する。
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研究実績の概要 |
本研究は、放射線診療に従事する看護職者の職業被ばくの低減に有効な行動を明らかにし、その行動を学習するための体験型シミュレーション教育ツールの開発を行うことを目的としている。 医療現場における放射線の利用は検査から治療まで多岐にわたり、また、低侵襲であること、その対象は子どもから高齢者まで幅広いことから、現代医療に不可欠と言える。放射線業務従事者の放射線被ばく(以下、職業被ばく)は放射線障害防止法施行規則により線量限度が定められており、被ばくにより得られるメリットがないことから可能な限り低くする努力が求められている。しかし、看護職者の放射線や放射線防護に関する知識は十分ではないことや被ばくに対する不安をもっている者がいることが明らかとなっており、それを軽減する教材が求められる。 初年度の文献調査により、作成する教育ツールは放射線診療のなかでも、IVRを受ける患者の看護に焦点を当てることにした。また、令和3年度までの文献調査では、IVR看護研究会作成のIVRクリニカルラダーをもとにラダーやマニュアルを用いたという報告、事例を用いた対面での頸動脈ステント術のシミュレーション演習を行った報告がみられたことから、職業被ばく・放射線防護に焦点化したものはみられなかった。そこで、汎用性の高い職業被ばく低減を学ぶシミュレーションツールを作成するのがよいと考えられた。令和4年度はシミュレーション教育ツール案の作成にまで至らなかったため、次年度実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の関連で、教育における遠隔講義対応や臨床実習等の調整と対応によって、エフォートを研究にあてることが困難であった。また、家で育児しながらリモートワークすることが多く、IVR室での被ばく線量調査やシミュレーションの教材の撮影に時間をとることができず遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
10月までに、郵送によるIVR実施施設看護師対象のアンケート調査を行い放射線防護の現状を明らかにする。また、シミュレーション教育ツールの作成については9月までに被ばく線量の調査を行い、3月までにシミュレーション教育ツール案を作成することを目指す。新型コロナウィルス感染症対策に伴う行動制限が緩和されつつあるため実施可能と考えている。
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