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エコーを用いた褥瘡の肉芽組織の客観的評価方法の確立と自動判別システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19K10765
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関福井大学

研究代表者

四谷 淳子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (10507370)

研究分担者 田邉 将之  熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 助教 (00613374)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード褥瘡 / 肉芽組織 / DESIGN-R2020 / 超音波診断装置 / 機械学習 / エコー / DESIGNーR / 機会学習 / DESING-R / 病理組織 / 画像解析
研究開始時の研究の概要

褥瘡の肉芽組織の評価は,創面を占める良性肉芽の割合で点数化されている.肉芽が良性か不良かの判断は主観的なもので,評価者により評価がことなることがある。そこで本研究では,褥瘡の肉芽組織の病理組織所見,肉眼的所見と触診の所見,超音波診断検査の所見を統合し,エコーによる肉芽組織の客観的評価方法を確立し,自動判別システムを構築することを目指す.

研究成果の概要

本研究は,エコーを用いて肉芽組織の状態を良性肉芽か不良肉芽かを定量的に評価する方法を検証した.まず,肉芽組織の状態を病理組織学的に分類し,特徴を抽出した.不良肉芽組織は,血管数が少なく,肉芽表面にフィブリンマトリックスや血管新生像が見られず,その下層には筋線維芽細胞層が存在しなかった.エコーによる評価では,褥瘡部のエコー画像から関心領域である褥瘡部分の画像を切り出し,ヒストグラムを算出した.各輝度値の出現頻度を画像サイズで正規化し,各部位で比較を行った.その結果,エコー画像において,褥瘡およびその周辺部位が正常部位と比較して,ヒストグラムの平均値および標準偏差に有意な差が認められた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

看護ケアにエコーを用いた褥瘡の肉芽組織状態の定量的評価を行うことで,早期に適切な治療,看護ケアが提供され,褥瘡の治癒遅延や停滞予防対策とともに看護ケアによる改善の評価に活用が期待できる.

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 看護領域におけるviewphii-usの使用経験2023

    • 著者名/発表者名
      四谷淳子 青木未来 岡本智子
    • 総ページ数
      5
    • 出版者
      映像情報メディカル
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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