研究課題/領域番号 |
19K10789
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
早瀬 良 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (90571927)
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研究分担者 |
伊藤 千晴 人間環境大学, 看護学部, 教授 (20434574)
加藤 由美 人間環境大学, 看護学部, 講師 (00849549)
杉浦 仁美 近畿大学, 経営学部, 講師 (10761843)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 倫理的リーダーシップ / 看護倫理 / リーダーシップ / 倫理 / 看護管理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では第一に、看護管理者の倫理的リーダーシップの構成概念を明らかにする。そのために、文献検討とインタビュー調査を行い、我が国の看護現場において、看護管理者のどのような行動や特性が「倫理的」と見なされるのかについて検討を行う。 次に文献検討とインタビュー調査から抽出された看護管理者の倫理的リーダーシップについて尺度作成を行い、信頼性・妥当性の検証を行う。 最後に、看護管理者の倫理的リーダーシップがどのような点に有効なのかについて、看護師個々人の倫理性および倫理的風土認知に及ぼす影響を検証する。
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研究実績の概要 |
2022年度は研究2で作成した看護管理者の倫理的リーダーシップの有効性を明らかにすること目的とした機縁法による質問紙調査を実施した。東海地方の地域医療支援病院1施設に勤務する看護師503名に対し、郵送法による質問紙調査を実施した。調査期間は2022年11月である。主な質問内容は1)直属の看護管理者に対する評価 ①倫理的リーダーシップ尺度(10項目:Yukl (2010)のEthical Leadership Questionnaireを翻訳、一部文言を修正し使用)②倫理的行動(15項目:大出(2020)の看護師の倫理的行動尺度を看護管理者用に一部文言を修正し使用)等である。 結果、272名(女性258名、男性14名、均臨床経験年数12.9年)のから有効回答を得た(回収率60.4%)。研究2の結果と同様に倫理的リーダーシップについて、十分な信頼性が示され、また看護管理者の倫理的行動等との関連の強さから、基準関連妥当性が示されたと考えられる。その他の指標との関連について現在分析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症による影響で、最終年度として計画していた海外の学会での成果発表ができなかったため、当初計画より遅れてしまっている。
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今後の研究の推進方策 |
データ分析を順次行い、学会発表や学術論文での成果発表を行っていく。
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