研究課題/領域番号 |
19K10808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 阪南大学 (2020-2023) 長崎県立大学 (2019) |
研究代表者 |
松田 健 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (40591178)
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研究分担者 |
前川 泰子 香川大学, 医学部, 教授 (60353033)
真嶋 由貴恵 大阪公立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (70285360)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 採血技術スキル抽出 / 視線データ / 圧力データ / データの統合 / 採血技術 / 手順 / アルゴリズム / 視線 / 動画分析 / 注射技術 / 自動評価 / 教育システム / 数理モデル / センサー / 技の数値化 / データサイエンス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,静脈注射技術に関するスキルを定量的に評価して,ユーザーの技術力を向上 させるために必要なアドバイスを提供することができるシステムの開発を目指す.具体的な 研究アプローチは,(1)圧力・力覚センサー,動画像を用いた注射技術手技データ収集システ ムを構築し,(2)手技の各手順を評価するために必要な特徴データを抽出し,(3)注射技術ス キルを定量的に評価しユーザーに必要なアドバイスを提供可能なシステムを開発することで, 技術の向上を目指す人が自らウィークポイントを学習可能なシステムの構築を目指す.
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研究実績の概要 |
本研究は採血技術実施時の視線データや手指に取り付けた圧力センサを用いることで,データから技術者の動作に関する情報の抽出を試みてそれを評価に用いることを目的としている.国際会議The first Sharjah International Conference on Mathematical Science2023でConsideration of the direction data analysis method for Gaze measurement dataというタイトルで,視線データを方向統計学の観点から分析した結果を発表した.また,情報処理学会数理モデルと問題解決研究会MPS147において,採血手技中の視線と会話データに基づく熟練度評価の検討というタイトルで発表し,実験実施時の動画データと視線データを同期させることで意味のあるデータの抽出が可能になることを発表した.発表者は松田 健,藤田 佑衣子,前川 泰子,真嶋 由貴恵である. 本研究の成果は,複数の時系列データを統合することで,単一のデータのみでは解釈困難な情報を複数の時系列データの特徴から可能である一例を示すことができたと考える.
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