研究課題/領域番号 |
19K10833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
山住 康恵 共立女子大学, 看護学部, 准教授 (30553052)
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研究分担者 |
安酸 史子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (10254559)
中原 るり子 共立女子大学, 看護学部, 教授 (90408766)
増満 誠 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (10381188)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 働きがい / 職務満足 / 看護師 / 看護管理 / 労働環境 / 動機づけ衛生要因 / 熟達段階 / コミットメント |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,看護師の働きがいと動機づけ・衛生要因との関連を調査し,働きがいを高める影響要因を明らかにすることを目的とする。 これまでに,平成28年度 基盤研究(C)において,『看護師の働きがい尺度』を開発した。しかし,基準関連妥当性の検証と看護師の熟達段階ごとの働きがいを明らかにすることはできなかった。そこで,『看護師の働きがい尺度』の基準関連妥当性の検証をし,『看護師の働きがい尺度』を用いて,ベナーの熟達段階とハーズバーグの動機づけ・衛生要因が看護師の働きがいに及ぼす影響を明らかにする。本研究の成果を学会等で発表することにより,今後の看護師の労働環境改善に向けた一助となることが予測される。
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研究成果の概要 |
本研究は、病院に勤務する看護師の職務満足感と労働環境の実態を明らかにし、職務満足感に影響する要因を明らかにすることを目的とした。1都2県の病院に勤務する看護師を対象に質問紙調査を行い、790名より有効回答を得た。質問紙は『職場環境、職務内容、給与に関する満足感測定尺度』を使用した。『職場環境』『給与』『人間関係』で、特に50歳代と経験年数11~20年目の職務満足感が低かった。『職務内容』では管理職の方がスタッフよりも満足感が高く、『職務内容』『給与』では専門教育課程修了者で有意に満足感が高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師の職務満足を高める要因を明らかにしたことにより、今後の看護士の労働環境改善に向けた一助となると考える。
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