研究課題/領域番号 |
19K10882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
吉田 久美子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (70320653)
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研究分担者 |
中川 裕 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 助教 (00828600)
福島 直子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 助教 (10593717)
神田 清子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (40134291)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | がん患者 / セルフケア能力 / 希望 / 治療期 / ストレングス / 治療 / 看護プログラム / 看護支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、『がん患者のセルフケア能力とストレングスモデルの融合型看護プログラム』を、基礎的研究(基盤研究C・22592462、25463440)とストレングスモデルをもとに開発する。そして、プログラムの有効性や実用性などについて、量的・質的データから評価し改良した結果を明らかにする。その後、プログラムを多くの患者へ導入できるよう普及に努め、総合評価として国内外の看護学会や論文で公表していく。
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研究成果の概要 |
「治療中のがん患者のセルフケア能力とストレングスモデルの融合型看護プログラムの開発」に向け、がん患者のセルフケア能力尺度(吉田・神田)を活用した看護プログラム(案)を作成し高崎健康福祉大学倫理審査の承認を得た。その直後にコロナウイルスの感染が拡大しデータ収集が困難となったことから、上記の看護プログラムに関してがん患者の『希望』を考慮する看護を強化するため、研究テーマ「がん患者の『希望』に焦点をあてた看護研究の動向と課題-セルフケア能力との関連の考察-」に取り組み、国内外の51文献を対象に研究結果の概要をカテゴリ化し5カテゴリ12サブカテゴリが形成され、国内の専門雑誌へ掲載が決定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「治療中のがん患者のセルフケア能力とストレングスモデルの融合型看護プログラムの開発」に向け『希望』を考慮する看護を強化するため、研究テーマ「がん患者の『希望』に焦点をあてた看護研究の動向と課題-セルフケア能力との関連の考察-」により国内外の51文献を対象に結果の概要をカテゴリ化し5カテゴリ12サブカテゴリが形成された。カテゴリ【希望の内容】【がん患者が希望を持ち続けるプロセス】等が形成された。特に【希望の内容】とがん患者のセルフケア能力の[がんの存在にとらわれないよう思考を和らげ進む能力](吉田・神田)との関連が考察され、がん患者の希望とセルフケア能力を支援する看護の構築の重要性が示唆された。
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