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終末期患者における自律神経活動の変化からみた動物介在療法の影響

研究課題

研究課題/領域番号 19K10884
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関日本医療科学大学 (2022)
日本保健医療大学 (2019-2021)

研究代表者

藤澤 博子  日本医療科学大学, 保健医療学部, 講師 (30794705)

研究分担者 熊坂 隆行  日本保健医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (80347385)
山村 健介  新潟大学, 医歯学系, 教授 (90272822)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード代替医療 / 動物介在療法 / 終末期 / 自律神経活動 / コルチゾール / 終末期患者 / QOL / 唾液コルチゾール / R-R間隔変化 / 代替療法 / 自律神経 / Quality of Life / Quality of life
研究開始時の研究の概要

海外では動物介在療法が普及しており、その効果は数多く報告されている。しかしながら、終末期患者への報告はない。また、動物介在療法の効果を自律神経系から検証された報告がない。気分の変化の報告は多いが、生理学的意義を証明するためには、自律神経系への影響を明らかにする必要がある。
本研究では、心電図のR-R間隔時系列変化のスペクトル解析による自律神経活動評価と、唾液コルチゾールの測定を行い、生理学的評価から自律神経活動の変化とストレス変化を調査する。動物介在療法の成果が期待できる患者と期待できない終末期患者を明らかにし、動物介在療法による代替療法が有効な終末期患者を特定する。

研究成果の概要

終末期の患者と健康者を対象に動物介在療法を実施する介入群と待機群の2群に分けて調査を行った。条件を設定して動物介在療法を実施した。実施前から実施後2時間まで心電計を装着し調査した。実施前後に気分の変化と唾液を調査しストレス変化を測定した。血圧、脈拍、酸素飽和度、疼痛も実施前後で調査した。
研究期間全体を通じてCOVID-19の影響を受け、調査の中断や中止期間が長く、介入までにも時間を要し、研究期間を延長したが予定する対象人数に到達できなかった。結果としては調査とデータ収集を実施するに留まった。
今後はこの調査により得たデータから分析を行い、論文投稿と学術会での発表を予定している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究期間全体を通じてCOVID-19の影響を受け、結果としては調査とデータ収集を実施するに留まった。今後、データの分析を進めていく段階である。
今後、動物介在療法を検証することで優位な結果が得られ一般化できれば、日本でも医療の専門性の高い代替療法の1つとして確立でき、病院サービスの1つとなり得ることに、本研究の社会的意義がある。
また、国内外ともに、自律神経変化から調査した報告がない。本分野において、生理学的変化を明らかにし動物介在療法を確立させることは、学術的意義がある。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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