研究課題/領域番号 |
19K10913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
西岡 久美子 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40345905)
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研究分担者 |
森田 夏実 東京情報大学, 看護学部, 教授 (90229310)
平野 道枝 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 講師 (70823508)
野村 佳代 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 教授 (90335589)
川島 徹治 関東学院大学, 看護学部, 准教授 (90916008)
柴田 愛 関東学院大学, 看護学部, 助手 (70968619)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自己管理エンパワメント / 保存期CKD / 透析認定看護師 / 慢性看護学 / 透析看護認定看護師 / エンパワメント / 自己管理 |
研究開始時の研究の概要 |
1. 透析看護CN会に所属し、保存期CKD患者への看護経験を持つ透析看護CNに研究協力を依頼し、同意を得た10名程度に面接調査を実施する。対象選定は、透析看護CN会会長に協力依頼する。2.面接で得られた実践内容を、質的帰納的に分類し保存期CKD患者への看護実践を明らかにする。3.面接調査と既存の透析看護CNへの調査で明らかになった項目を臨床現場で活用できる項目(ステージ毎のケア)に洗練化する。
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研究実績の概要 |
2022年度もコロナ禍の継続のため、追加面接は実施しなかった。CKD患者の自己管理エンパワメントを支援する看護の構成概念に含まれる「家族への支援」についての実践内容をより具体的にすること、また、家族の支援に関する現状を概観していくために、慢性疾患患者の家族を支援する看護という視点、2012~2022年の我が国における慢性病者の家族の看護に関する研究を概観し現状を明らかにすることを目的に文献検討を行った。対象22論文より、以下4点が明らかになった。1.保健指導、慢性疾患(循環器、糖尿病など)の研究があったが、慢性病者の資源として捉えた研究が多かった。健康教育に関する研究では家族は資源でもあるが地域等、看護の対象の1つとしても捉えていた。2.慢性病者の家族について、患者の資源と捉えた研究もケアする対象者として捉えた研究もいずれも家族は慢性病者の仕事を担っていた。3.家族は「治療や退院に向けた患者との姿勢や言動の不一致」「内容によって家族の意思が患者の負担になること」「状況によって意思決定に時間がかかること」「世代間の作用や影響の連鎖を見極める視点」「病気による影響を受ける苦労」「医師の説明に従うこと」「慢性病者の身体セルフモニタリングの実践」「病気と付き合う中での家族の生活への影響」「病気と付き合う中での家族の変化」という特徴があった。4.慢性病者の家族への看護は「長期という視点での支援」「周囲との関係調整力を高める支援」「家族・周囲からの受診へのサポートを考慮した支援」「対象者と共にある存在としての支援」があった。さらに、家族に対して関わりの意味づけや家族の精神的支援が必要であることが明らかになったが、これらについては慢性病者の支援のなかで行うことができていた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究組織の就業業況の変化などで、連携を十分にとることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は自己管理エンパワメントを支援する看護の具体的な実践などについて、今までの知見の整理、特に構成概念に含まれる具体的な看護実践と病期毎の看護実践について研究者間で整理し、必要時、専門的知見を得ていく。さらに、これらの結果をまとめたパンフレットの作成をし、まずは協力いただいた透析看護CNを中心に成果を還元していく。
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