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大学と医療施設との連携による胃切除術後患者の体力向上のための運動プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K10939
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関大東文化大学

研究代表者

鈴木 明美  大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20525183)

研究分担者 鈴木 明  大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (30211311)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード胃切除術後患者 / 体力回復 / 運動プログラム / 運動継続 / 聞き取り調査 / 胃切除術後 / 体力向上 / リハビリテーション看護 / 多職種連携
研究開始時の研究の概要

昨今、がん患者のリハビリテーションが推奨されている。その目的は、がんの治療により生じる2次的障害を予防し、運動機能や生活機能の低下予防・改善に繋ぐことである。しかし、がんサバイバーとなった患者の退院後の活動については、未だ医療者の経験的な判断および患者の認識や判断にまかされている現状にあり、がん患者の術後の身体活動や体力の向上とQOLの向上は、不明な点が多い。
このため、胃切除術後患者のQOL向上には、その回復過程を明らかにすること、医療施設内の職種間連携だけでなく、地域社会にある運動の専門研究機関や健康増進施設における専門的な知や施設の連携が求められている。

研究実績の概要

がんサバイバーが健康を取り戻し、生活を送っていくためには、体力の維持が欠かせない。この視点から、がん患者においてもリハビリテーションが推奨されている。しかし、がん患者の術後の身体活動や体力の向上とQOLの向上は、不明な点が多い。さらに、現在は入院期間の短縮化に伴い、この部分は患者個人の対応に任されていることが現実と考えられる。このため、胃切除術後患者のQOL向上には、まず、その回復過程を明らかにすることが必要である。
COVID19の感染状況に伴い、医療施設における周手術期にある対象者の獲得が難しい状況が派生している。このため、研究方法から見直し、地域社会で生活を回復している対象者に直接経過を伺い、患者自身の発言から手術後の体力回復状況や対処方法を明らかにして行くこととした。このため、患者会等に依頼し対象者選定の準備をすすめている。さらに、胃切除術後患者の運動プログラムの作成についても、医学・看護学・理学・体育学の各分野の専門家からの意見を集約し、再考している。
この結果をふまえ、患者が負担なく続けることができる体力回復に有用な運動プログラムへと進めていく方向である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID19の感染状況後研究協力施設との折り合いが難しい状況のため、変化がなかった。このため、今回、研究手法を変更追加し、対象者から情報を得る方法にインタビュー調査も追加するため、研究期間の延長を行った。

今後の研究の推進方策

聞き取り調査では、患者会に依頼し胃がん術後患者の紹介を受け対象としていく。
並行して、胃がん患者を対象とした無作為化比較試験の実施については、施設受け入れ状況を確認しながら、プログラム導入の有効性について実施可能性をあたっていく方向である。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 消化器手術後患者における身体機能・QOLに関する研究の動向2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木明美 本山仁美 舟木智恵
    • 学会等名
      第43回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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