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在宅復帰にむけた脳卒中患者に対する効果的チームアプローチに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K10962
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関東海大学

研究代表者

真下 綾子  東海大学, 医学部, 准教授 (80551639)

研究分担者 武田 保江  目白大学, 看護学部, 教授 (50727568)
武村 雪絵  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (70361467)
研究期間 (年度) 2019 – 2020
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードチームアプローチ / 在宅復帰 / リハビリテーション病院 / 脳卒中患者 / コンピテンシー / 地域包括ケアシステム
研究開始時の研究の概要

2019年~2020年は、主に質的研究を実施する。チームアプローチを展開する先駆的医療機関の多職種に対して脳卒中患者に対する介入例、また、効果的な連携についてインタビューの実施し、コンピテンシーおよび地域へ繋ぐための看護師のコンピテンシー項目を構築する。2021年~2022年は、主に量的研究を実施する。質的研究で導きだされたコンピテンシー項目に関して回復リハ病棟の医療職を対象とし、デルファイ法による調査の実施を行う。最終年度は妥当性の検証及びまとめを行う。

研究実績の概要

本研究は「回復リハ病棟において在宅復帰をめざす脳卒中患者へのチームアプローチを効果的に展開するための、各専門職共通のコンピテンシー及び各専門職間と連携し、在宅へ繋ぐ看護師のコンピテンシーを明確にすること」を目的としており、2019年度は、チームアプローチを展開する先駆的医療機関である3つの医療機関に訪問する予定であった。しかし、新型コロナ感染症の影響により、2020年2月に1医療機関のみ訪問調査することができた。1医療機関において多職種(リハビリ医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、介護福祉士、薬剤師)、各専門職種(各1名)計8名にインタビューを行った。なお、脳卒中患者さんに対してチームでかかわる意義などについて半構造化面接を用いた。その結果、専門性を追求するために、脳卒中患者を含めたリハビリテーション技術などを修得するために博士課程に進んでいること、チーム医療を展開するために、チームステップスという手法を取り入れ、コミュニケーションを円滑にすること、さらに、在宅復帰を促進するために各専門職が実際に患者の生活状況を確認するために自宅に訪問していたことなどが明らかになった。また、多職種間のカンファレンスでは、それぞれの職種が患者情報共有するだけでなく、一人一人が活発に発言しており、医療サービスの向上に取り組んでいた。2020年度は、調査予定であった2医療機関に訪問し、チーム医療を推進するための専門職間の連携や看護師のコンピテンシーを明らかにする予定であった。計画当初、2医療機関のインタビュー結果をN-Vivoというソフトで分析し、まとめ、2021年には脳卒中患者に対する効果的チームアプローチを行うためのコンピテンシー(能力)の質問紙を作成することになっていた。2医療機関からの質的データが収集できない場合、計画が1年ほど遅れる可能性があったため、ZOOMによるインタビュウに切り替えて研究を継続する予定であった。しかし、研究者喪失により本研究は中止となった。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者に対するリハビリテーション看護実践評価尺度の試み2019

    • 著者名/発表者名
      真下綾子 工藤真由美 佐野宏一朗 松下由美子
    • 雑誌名

      日本慢性看護学会誌

      巻: 13 ページ: 82-90

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-04-15  

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