研究課題/領域番号 |
19K10964
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 (2023) 中京学院大学 (2019-2022) |
研究代表者 |
上坂 真弓 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (40734108)
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研究分担者 |
池松 裕子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (50296183)
山田 章子 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (90437103)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 体位変換 / 心臓手術後看護 / 早期リハビリテーション / ICU看護 / 循環動態パラメータ指標 / 循環動態パラメータ / 心臓手術 / 循環動態 / 心臓外科手術後看護 |
研究開始時の研究の概要 |
心臓手術後の早期リハビリテーション(以後,RH)は、立つ・歩くといった日常生活動作以前に,循環動態が安定しない時期に体位変換を行うことが必須であり,体位変換を安全に実施できて初めて標準化されている早期RHを開始できる.心臓手術後の体位変換は循環変動の危険が伴うにも関わらず,体位変換の開始時期を示唆する基準はなく,その開始判断および実施後の患者の循環動態を敏感に示すパラメーターについても明らかではない.本研究は心臓手術後初回体位変換前後の変動するパラメーターや身体症状を実証するものであり,看護師の臨床判断を支援するアセスメントツールおよびガイドラインの策定におけるエビデンスとなる.
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研究実績の概要 |
研究の目的は、心臓手術後患者における初回体位変換直後から、循環動態パラメータが経時的にどのように変動するのかを明らかにし、看護師が体位変換実施の判断をするためのアセスメントを支える根拠を提示すること、および、実施後の異常の早期発見のための基礎データを得ることである。 しかし、2019年度からのCOVID-19によりICUでのデータ収集の実行可能性を検討したが、患者の安全を考慮した結果、ICUにおいてデータ収集を行うことは実施不可能であったため、研究課題に応じた研究デザインの修正を行い、質問紙によるICU看護師への実態調査へ研究計画を変更した。そのため、再度、文献検討・倫理申請を行い、質問紙調査に向けて準備中である。 ICUにおいて心臓手術後患者の初回体位変換直後から経時的に循環動態パラメータがどのように変動するのかのデータ収集が実施困難なことから、ICUで勤務する看護師が心臓手術後患者の初回体位変換の実施前後において、循環動態パラメータの何を指標として、体位変換の開始・継続・中止をアセスメントしているかの現状を明らかにする。そのうえで、ICUにおける心臓手術後患者の体位変換を安全に実施するための一助となる基礎データを収集、考察する。 大幅な研究計画の修正を行ったことから、現行において研究課題を遂行するための十分な時間が確保されていないと判断し、研究期間の延長を申請した。次年度は、残された課題を達成できるよう課題を整理した上で、研究を遂行していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度が最終年度であったが、COVID-19の影響によりICUにてデータ収集が実施不可能であったため、大幅な研究計画の修正をおこなった。そのため、再度、文献検討および倫理申請が必要となり、研究の進捗が大幅に遅れている。再度、延長申請を行った。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19が5類感染症に移行したことで、心臓手術後患者の初回体位変換直後から、どのうように循環動態パラメータが変動するかについて、ICUにてデータ収集が可能であるかを模索したが、2024年に入ってからもCOVID-19の完全な収束はかなわず、ICUにてデータ収集を行うことは難しい現状である。そのため、研究課題が遂行できるよう、現状を加味しながら研究デザインの修正を行った。 研究目的は、心臓手術後患者における初回体位変換直後から、循環動態パラメータが経時的にどのように変動するのかを明らかにし、看護師が体位変換実施の判断をするためのアセスメントを支える根拠を提示すること、および実施後の異常の早期発見のための基礎データを得ることである。したがって、現状においてICU看護師が心臓手術後患者の初回体位変換実施にどの循環動態パラメータを指標とし、体位変換の開始・継続・中止をアセスメントしているかを調査することで、今後のICUにおける心臓手術後患者看護の一助となる研究を行う。
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