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幼児の咀嚼機能発達支援のための口呼吸改善トレーニングの有効性

研究課題

研究課題/領域番号 19K10972
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関秋田大学

研究代表者

平元 泉  秋田大学, 名誉教授, 名誉教授 (60272051)

研究分担者 大高 麻衣子  秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (50465803)
齋藤 雅世  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20785274)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード咀嚼機能 / 口腔機能 / 口呼吸 / 幼児 / 舌圧
研究開始時の研究の概要

子どもの小児期は歯、顎骨および咬筋や側頭筋などの咀嚼筋群が成長途上にあるため、特に咀嚼機能の発達支援が重要である。「かめない、丸呑みする」など食べ方に問題を抱えている子どもが増えていることから、食育の必要性が指摘されている。また、口呼吸の子どもは咀嚼機能への影響があるという問題が指摘されている。食べ物を良くかむという指導が多く、口呼吸の改善という口腔機能の向上という視点からの取り組みは少ない。
本研究では幼児の口呼吸の改善にむけた呼吸および舌筋力向上トレーニング教室を開催し、咀嚼能力測定と舌圧測定による客観的指標を用いて評価し、咀嚼機能の発達支援のプログラムの有効性を検討する。

研究成果の概要

幼児の口呼吸の改善に向けた口腔機能向上のトレーニングの有効性を検討することを目的とした。乳歯列期の子どもと保護者を対象とした。トレーニング器具は、口腔筋機能トレーナーT4K「Infant Trainer」を使用し、1か月後および2か月後に評価した。
4歳から6歳の3名の参加が得られた。2か月間実施できたのは2名であった。鼻息鏡による呼気範囲は、1か月後1名、2か月後1名に拡大が認められた。グミゼリー咀嚼による糖溶出量は、2名共に2か月後に上昇した。質問紙調査の項目では、「食べ物をこぼす」は1名が改善していた。継続したトレーニングの必要性が明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子どもの口呼吸改善トレーニングによる咀嚼機能の発達支援の有効性を明らかにすることによって、家庭や保育施設などでも気軽に実施できる食育支援に活用できる。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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