研究課題/領域番号 |
19K10977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
木村 真司 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (10595672)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 看護学 / 行動学 / 栄養学 |
研究開始時の研究の概要 |
肥満の発症には、食事への過度な関心、過食などの食行動の偏りが関与しているとされており、小児でも同様である。イラスト選択法による食物嗜好では、一部食事指導による影響が反映されている可能性があり、肥満発症に直接的に関連している食物嗜好を明らかにするためには、小児の無意識下での食物嗜好を測定する必要があると考えた。 そこで今回、アイトラッキング(eye-tracking;視線計測)による分析を用い、小児の無意識下での食物嗜好を明らかにし、肥満発症との関連について検討するとともに、肥満小児への食事指導の一助とする。
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研究実績の概要 |
タッチパネルデバイスを用いた電子通信機器 で「イラスト選択法(食事への関心)」、「イラスト選択法(食事の嗜好)」を行えるようプログラムを作成、修正した。また、刺激画像をモニター上にランダムに表示し、アイトラッキング機器を用いて食物嗜好を測定するプログラムである「アイトラッキング法を用いた食物嗜好評価」可能なプログラムの作成を行った。 食事への関心度の評価としては、小児の身辺の対象物36個(食品10個、その他26個)のイラスト画を配したパネルから、対象児に任意の10個を選択させる。食品は小児の好きな食べ物の上位10種より、食品以外の物は小児が日常生活で目にするもの26個を選定した。その中に含まれている、食品の数を「食事への関心スコア」とし、調査は食後に実施する。食物の嗜好の評価は、小児の好きな食べ物より36種類を選定(主食、副菜、主菜、果物、菓子・嗜好飲料、ファーストフード)し、36種類のイラスト画を配したパネルから、対象児に任意の10個を選択させる。その中に含まれている①和食の数を「和食スコア」、②飽和脂肪酸を多く含む食品のイラスト数を「飽和脂肪酸スコア」とする。また、食品のカロリーと脂肪含量を「日本食品標準成分表」から算出し、③平均エネルギー、④脂肪エネルギー比率を算出する。調査は食事の影響を避けるため食間に行う。 アイトラッキング法については、使用するイラストや組み合わせ、使用機器にについて成人の調査報告をもとに作成・調整した。 現在、調査を継続している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度は調査を実施しているが、2021年度と同様に、新型コロナウイルス感染症流行により、調査が進まず実施に時間がかかっているため、達成度が遅れているといえる。
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今後の研究の推進方策 |
作成したプログラムを用いて、アイトラッキング法とイラスト選択法を用いて食事の関心・食物の嗜好の調査を行う。
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