研究課題/領域番号 |
19K10987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
有田 直子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (70294238)
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研究分担者 |
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
畦地 博子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Shared Decision Making / 意思決定 / 青年 / 高度実践看護師 / 教育プログラム / 血液・腫瘍疾患 / Shared Deccision Making / 青年期 |
研究開始時の研究の概要 |
血液・腫瘍疾患を持つ青年のSDMを支援する高度実践看護師への教育プログラムを開発することである。青年のSDMの支援については、青年の最善の利益を考えた青年に合った倫理的で多様なケアが求められている。高度実践看護師はケアを実践する上での障壁を認知し、青年のSDMを支援するための環境を作りくことが求められる。そのため本研究においては、青年のSDMをチームで支援する高度実践看護師のための教育プログラムの開発を行う。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、血液・腫瘍疾患を持つ青年のSDM(Shared Decision Making)を支援する高度実践看護師への教育プログラムを開発することである。2021年度は、青年のSDMを支援する高度実践看護師の実践技能能力について、先行研究で作成した看護介入プログラムや小児看護専門看護師が実際に行っている実践と比較しながら特定できるよう検討を継続した。高度実践看護師のための教育プログラムとなるよう、授業科目の検討などを行った。 青年期は、進学、就業、親子関係の変化など特有の発達に応じた新たな課題や病気に関連した課題など、多重で多様な問題に向き合い、親や医療者との相互作用のなか意思決定に取り組んでいると考える。そのため高度実践看護師は、意思決定の支援の視点を多面的にもち、理論に基づき体系的に実践する能力を養うことが求められていると考え、授業科目に取り入れる関連する理論についての検討を行った。また家族に焦点を当てた青年のSDMの既存研究などからも検討した。親は子どもには意思決定に参加する権利があると捉え、子どもが行う健康管理に一緒に責任を持つなど、決定に積極的にかかわっていることが報告されていた。先行研究からも、青年のSDMにおける「家族」への実践能力を養うことができる授業科目を取り入れることも必要であると考えられた。 今後は小児看護専門看護師に意見を聴き、実際の実践と比較しながら改善点などを出してもらい、高度実践看護師のニーズに合った実践に則した教育プログラム案の完成と試行に向けて取り組んでいく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
血液・腫瘍疾患を持つ青年のSDMを支援する高度実践看護師への教育プログラムの作成、妥当性の検討の実施まで進めることができていない。covid-19の影響によりインタビューなどの実施が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
文献検討を重ねて教育プログラム案の検討が進められるようにしていくこと、またオンラインや感染対策を講じて対面での小児看護専門看護師へのインタビュー、プログラム案を実際に見てもらい意見をきくなどを計画する。
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