研究課題/領域番号 |
19K11012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
岩崎 順子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (90584326)
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研究分担者 |
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Family Confidence / 低出生体重児 / 看護介入 / ハイブリット / 看護介入モデル / 乳児家族 / 看護プログラム / 低出生体重児を抱える家族 / Family Confidenece / 看護介入プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、低出生体重児を抱える家族のFamily Confidenceを育成する看護プログラムを開発し、その有効性を明らかにすることを目的に研究に取り組む。研究プロセスとして1. 低出生体重児を抱える家族のFamily Confidenceを強化する看護介入の抽出、2. 【低出生体重児を抱える家族のFamily Confidence育成の看護プログラム】作成、3. NICUを退院した低出生体重児を抱える家族30組(NICU退院後1ヶ月)を対象とした【低出生体重児を抱える家族のFamily Confidence育成の看護プログラム】の実施・評価を行っていく。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は低出生体重児のFamilyConfidenceを育成する看護介入プログラムの開発することである。文献検討及び質問紙調査を通して、FamilyConfidence概念構造および低出生体重児を抱える家族のFamily Confidenceの特徴について明らかにした。また、これらの結果および看護職者へのインタビューを通して、低出生体重児のFamilyConfidenceを育成する看護介入のコンテンツとして【母親と低出生体重児を中心とした看護介入】【親をコアとした看護介入】【家族システム全体を対象とした看護介入】を抽出し、家族のシステムの階層性から構成される看護介入を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族の力を捉え、高めていく[Family Confidence]の概念に注目し看護介入プログラムを開発・提案していくことは、低出生体重児を抱える家族が自信をもって子どもを育て、育児に取り組むことができる看護支援の一考察を提案することとなると考える。Family Confidenceは、構成概念に「家族としての恒常性」「家族の柔軟さ」「家族のゆとり」といった、家族ならではの強みを内包しており、家族のもつ力を最大限に引き出し発揮することができるような看護介入は、低出生体重児といったリスクをもつ家族に対して更に有用な看護介入プログラムへの発展にもつながっていく。
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