研究課題/領域番号 |
19K11027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
濱田 洋実 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60261799)
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研究分担者 |
小畠 真奈 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20420086)
大原 玲奈 筑波大学, 医学医療系, 講師 (90725772)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 院内助産システム / 産後ケア |
研究開始時の研究の概要 |
近年我が国では院内助産が注目されているものの、科学的エビデンスに基づいた、すべての産科医療機関で実現可能な、我が国の周産期医療の未来を志向した院内助産システムは提唱されていないのが現状である。本研究の目的は、こうした科学的エビデンスに基づく未来志向の新しい院内助産システムの構築であり、学術的独自性・創造性として、産後ケアを包括し、3つのS、すなわち分娩に関わる女性やその家族、助産師の「Smile笑顔、Safety安全、Satisfaction満足」を実現できるシステムを、研究方法として4年間にわたる前方視的なシステム案運用によって新たに構築していく。
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研究成果の概要 |
本研究の結果、産後ケアを包括し、3つのS、すなわち分娩に関わる女性やその家族および助産師の「Smile 笑顔、Safety 安全、Satisfaction 満足」を実現できる、科学的エビデンスに基づく未来志向の新しい院内助産システムの基礎を構築することができた。今後、この院内助産システムを3つのSの観点からさらに充実させるとともに、全国の様々な地域産科医療の現場に対応するための均てん化を行うことで、我が国の産科医療のさらなる発展が期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、院内助産システムについて新たな科学的エビデンスが創出された点である。院内助産システムをサイエンスの側面から検証した研究は皆無に等しく、本研究で得られたエビデンスは今後の分娩管理学・助産学の発展にも大きく寄与するものである。 社会的意義としては、研究成果が直接、我が国の産科医療の問題の解決の一助になる可能性を持つ点である。システムをさらに充実させるとともに、全国の様々な地域産科医療の現場に対応するための均てん化を行うことで、我が国の産科医療のさらなる発展が期待でき、その社会的意義は大きい。
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