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育児期の月経前症候群のある母親のメンタルヘルス支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K11042
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関宮崎県立看護大学

研究代表者

濱嵜 真由美  宮崎県立看護大学, 看護学部, 教授 (90352335)

研究分担者 常盤 洋子  新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (10269334)
上田 智之  九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (70586320)
今村 桃子  福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 特任教授 (90249631)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード月経前症候群 / メンタルヘルス / 支援プログラム開発 / 支援プログラムの開発 / 育児期 / 母親
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、児童虐待の早期発見・早期予防に育児中の母親の月経前症候群(以下PMSと略す)の月経前に子どもにイライラするなどの症状軽減を目的として開発した「育児期のPMS尺度」が、PMSの診断(第1スクリーニング)と母親のセルフケア(看護介入)になっているか検討し、PMSのある母親のメンタルヘルス支援プログラム開発することである。
具体的には、①0歳児~6歳児の母親を対象に、PMSでメンタルヘルスを支援する必要のある母親をスクリーニングする。②PMSと診断した母親に健康教育を実施し看護介入を行う。③PMSのある母親のメンタルヘルス支援プログラムの開発を行い、有効性を評価することである。

研究実績の概要

本研究の目的は、児童虐待の早期発見・早期予防に育児中の母親の月経前症候群(以下PMSと略す)の月経前に子どもにイライラするなどの症状軽減を目的として開発した「育児期のPMS尺度」が、PMSの診断(第1スクリーニング)と母親のセルフケア(看護介入)になっているか検討し、PMSのある母親のメンタルヘルス支援プログラム開発することである。
具体的には、①0歳児~6歳児の母親を対象に、PMSでメンタルヘルスを支援する必要のある母親をスクリーニングする。②PMSと診断した母親に健康教育を実施し看護介入を行う。③PMSのある母親のメンタルヘルス支援プログラムの開発を行い、有効性を評価することである。
令和5年度は、1歳児~6歳児のPMSのある母親のメンタルヘルスを支援する為のPMSのコントロール方法、育児ストレス予防方法、月経前のパートナーと実母と友人のサポート、貧血を改善するための食事療法、運動療法、ストレスマネジメントの支援プログラムを作成した。さらに、産後の冷え予防方法と骨密度低下の予防方法を追加し、新型コロナウィルス感染症が5類移行になったことにより、対面での健康教育の実施を開始した。
研究成果としては「育児期の月経前症候群の症状の対処方法を考えよう」というテーマで交流集会を企画した。父親からは、「自分の妻がそんなに悩んで追い詰められているとは知らなかった。女性だけではなく、父親や子どもにも分かるように伝えることが必要である。理由が分かれば母親を助けることができるのではないかと思います。」という感想をいただいた。
今後は、母親の年齢が20~44歳で、1歳~6歳児を育児中の父親も対象に、健康教育に参加協力できる方を募集している所である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染症が5類に移行したが、まだ、研究者間の会議もオンラインにて実施していた。また、幼児期の子どもを持つ母親の健康教育が学内にて、少しずつ対面で開催が出来るようになった状況だったので、支援プログラムの開発が遅れている。

今後の研究の推進方策

新型コロナウィルス感染症が5類感染症になったので、対面による健康教育を実施し、PMSと冷え、骨密度の関連を機器を使用し明らかにしていく。
対象者の希望により、父親の参加の検討も行っている。継続して1歳~6歳児を持つ母親の募集を保健センター、保育園・幼稚園のご協力を得ながら実施していく予定である。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて 2023 2022 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 月経前症候群を有する母親のストレッサーに関する研究2021

    • 著者名/発表者名
      濱嵜真由美,斎藤益子
    • 雑誌名

      日本生殖心理学会誌

      巻: 7巻 ページ: 42-47

    • NAID

      40022674589

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 妊娠期の基本的生活行動の診断名と診断指標の信頼性・妥当性の検討2021

    • 著者名/発表者名
      濱嵜真由美,斎藤益子,岩崎和代
    • 雑誌名

      日本助産診断実践学会誌

      巻: 第3巻 ページ: 29-36

    • NAID

      40022539859

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 産褥期の基本的生活行動の診断名・診断指標の信頼性・妥当性の検討2021

    • 著者名/発表者名
      斎藤益子,濱嵜真由美,岩崎和代
    • 雑誌名

      日本助産診断実践学会誌

      巻: 第3巻 ページ: 37-43

    • NAID

      40022539868

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 育児中の母親の月経前症状に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      濱嵜 真由美
    • 雑誌名

      第50回日本看護学会論文集 ヘルスプロモ―ション

      巻: 50 ページ: 175-178

    • NAID

      40022238906

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 育児期の月経前症候群の症状の対処方法を考えよう2023

    • 著者名/発表者名
      濱嵜 真由美、長友 舞
    • 学会等名
      第16回宮崎県立看護大学看護学研究会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 育児期の月経前症候群のある母親の助産ケア2022

    • 著者名/発表者名
      濱嵜 真由美
    • 学会等名
      第5回日本助産診断実践学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 育児中の月経前症候群を有する母親のストレッサーに関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      濱嵜真由美
    • 学会等名
      第51回 日本看護学会 ヘルスプロモーション
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 育児中の母親の月経前症状に関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      濱嵜 真由美
    • 学会等名
      第50回日本看護学会 ヘルスプロモ―ション
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] Identified Stressors and Stress-coping Strategies of Mothers with Premenstrual Syndrome2019

    • 著者名/発表者名
      Mayumi Hamasaki and Yoko Tokiwa
    • 学会等名
      The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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