研究課題/領域番号 |
19K11048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
朝澤 恭子 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70737155)
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研究分担者 |
市川 智彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20241953)
森 明子 湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 教授 (60255958)
實崎 美奈 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (80412667)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 不妊 / 男性 / プログラム / QOL / 不妊治療 |
研究開始時の研究の概要 |
不妊治療中の女性は、配偶者とのパートナーシップ支援が精神的苦悩軽減に効果的であることが明らかになっている。また、男性に対するQuality of Life(以下、QOL)低下防止のためにパートナーシップ向上・情報提供を中心とした参加型プログラムを開発し、有用性が明らかとなった。しかし、対象者数不足から効果検証には至らず課題が残されている。本研究の目的は、不妊治療中の男性に対するQOL低下防止および精神的苦悩軽減を目指す支援Webアプリケーションの開発である。男性に対して在宅で実用可能なスマートフォンを用いたアプリケーション(以下、アプリ)を開発し、活用可能な内容に発展させ効果検証を行う。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、不妊治療中の男性に対するQuality of Life(以下、QOL)低下防止および精神的苦悩軽減を目指す支援Webアプリケーションの開発である。男性に対して在宅で実用可能なスマートフォンを用いたアプリケーション(以下、アプリ)を開発し、活用可能な内容に発展させ効果検証を行う。不妊治療中に精神的苦悩が重責するカップルのうち、男性に特化した調査およびプログラム開発である。調査・公表の乏しい不妊治療中の男性におけるケアニーズに着目し、QOL低下防止のためのプログラムを開発・実施することにより不安とストレスを軽減する点に焦点を置いている。 本年度は、これまでに開発した男性に対するQOL低下防止のためのパートナーシップ向上および治療に関する情報提供に焦点を当てた参加型プログラムの介入およびデータ収集、分析が終了した。パイロットスタディを基盤にプログラム、調査内容および方法を分担研究者との会議により研究組織で内容を十分に検討し実装した。医療施設において対象者が多く来院する土曜日を中心に、研究調査を実施した。介入およびデータ収集は対象者が在宅で参加できるInformation and Communication Technology (ICT)を用いた。不妊治療中の男性に対して開発したWebアプリソフトを用いて、パイロットスタディとして、QOL・精神的苦悩の変化および有用性の評価を行った。その後に、開発したWebアプリソフトを用いて、QOL低下防止および精神的苦悩軽減の効果検証を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19により研究協力施設に研究協力を依頼することが難しい時期があったため、プログラムの実装が全体的に大幅に遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
現時点では、効果検証は終了し、論文公表、研究発表の一部が順調に進んでいる。全体的に遅れはあるが、今後は未公表の論文の校正、発表に向けて取り掛かる準備が出来ている。
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