研究課題/領域番号 |
19K11088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
金子 紀子 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30438171)
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研究分担者 |
阿川 啓子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20709381)
石垣 和子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80073089)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子育て世代 / 地域特性 / 転入者 / ソーシャルキャピタル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、妊娠・子育て期に都市部から農村部に転入した母親が、地域のつながりを得る過程を解明することを目的とする。すなわち、地域のつながりが濃いとされる農村部に転入した子育て世代の母親が、転入前後で地域のつながりの濃淡をいつ、どのように認識し、母親自らが地域とのつながりを得ていくのか、孤独感と併せて検討し、その過程を明らかにする。量的研究と質的研究の組み合わせにより検討する。
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研究実績の概要 |
本研究は、妊娠・子育て期に都市部から農村部に転入した母親が地域のつながりを得る過程を解明することを目的とする。2023年度は所属大学の倫理委員会の承認を得て、WEBによる計3回の縦断調査を実施した。2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症となり、対象を2023年春に引っ越しを経験した子育て世代の母親とした。都市部から農村部に転入した母親に限定せず転居者も含めて実施し、初回調査では600名から回答を得た。調査内容は、孤独感や地域のつながり(ソーシャルキャピタル)などの量的データと近隣における人とのつながりエピソード(自由記載)とし、継続的に調査した。なお本研究における都市部と農村部の定義については地理学専門家から助言および協力を得た。2024年3月に3回目を実施し、今後はデータ分析を進めていくとともに、コロナ禍による子育て世代への影響等も引き続き情報収集を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍による遅れを取り戻し、2024年3月に調査を完了できた。
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今後の研究の推進方策 |
今後はデータ分析、まとめと結果の公表を行う予定である。 回収データを概観すると、自由記載の内容を分析対象とするか判断を要する内容が散見される。研究分担者と検討しながら進めていく。
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