研究課題/領域番号 |
19K11090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
古山 美穂 (大北美穂) 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40290366)
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研究分担者 |
渡邊 香織 大阪公立大学, 看護学研究科, 教授 (30281273)
山野 則子 大阪公立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (50342217)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 思春期 / 多職種連携 / 学校 / 要支援児童 / 子育て支援 / 地域 / アクションリサーチ |
研究開始時の研究の概要 |
思春期の子どもが心身の発達相応に、自分のこれからの生き方が模索できるよう、親や教師以外の大人と接する機会を増やし、多様な生き方があることを想像しやすくする方策を検討するために、教育・医療・保健・福祉の専門家、地域NPO団体等が、それぞれの専門性を向上させ、連携を強化し、最終的に子ども1人1人のQOL向上をめざす地域のニーズに合った「チーム思春期」を創り、その効果を実証する。
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研究成果の概要 |
既存の行政システムの枠を超え、子どもの生活範囲で教育、学校外の医療、保健、福祉の専門家、地域NPO団体が集う「チーム思春期」を大阪府下「河内長野・富田林地区」、「北河内地区」、「堺地区」、「羽曳野地区」で立ち上げた。現在185名が登録し、情報発信、勉強会、活動、調査・研究の4つの柱で横断的な多職種連携強化を進めた。登録者は顔が見える連携先が増えたり、自分の専門性を明確にできたりするなど効果があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
専門家はそれぞれの教育課程を経て資格を取得し、学校や病院、行政などで思春期の子どもとその親に対して支援を行っている。また同じ業種が集う学会や研修会でスキルアップを図っている。しかし他職種の役割や子ども・親へのアプローチ方法の違いは十分知り得ず、子どもの生活範囲にいる他職種の存在やリソースは共有しきれていない。地域内で顔が見える信頼関係に基づいた専門家の横つながりを強化することで、思春期の子どもやその家族、特に支援を必要とする対象にスピーディで円滑な支援が可能となる。
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