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在宅療養生活支援窓口としての小児外来におけるアドヒアランス向上を目指す看護の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K11105
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

益守 かづき  久留米大学, 医学部, 教授 (20238918)

研究分担者 藤好 貴子  久留米大学, 医学部, 講師 (20645353)
水落 裕美  久留米大学, 医学部, 助教 (70610583)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード小児外来 / 看護 / 子ども / アドヒアランス / プリパレーション / 親の認識 / 説明 / 家族 / 在宅療養生活 / 就学前の子ども
研究開始時の研究の概要

本研究では、子育てしている親、外来やクリニックで勤務している看護師、外来やクリニックと連携している医療従事者を対象としてアンケート調査やインタビュー調査を実施し、地域と医療機関をつなぐ場としての小児外来における看護の実態を把握し、家族のアドヒアランス向上、すなわち家族が子どもの日常的な病気体験に向き合い、子育ての過程で主体的に療養支援できるような看護のあり様を検討することを目的とする。分析結果は、家族のアドヒアランス向上を目指す外来・クリニックにおける看護実践方法を見出すための基礎資料とする。

研究成果の概要

小児外来における看護を検討するために、外来受診時の子どもが心理的混乱を抱く検査や処置での看護への家族の認識や満足度を2022年度は調査した。
15歳以下の子どもを子育てしている家族 400名を対象に調査した。親の性別による認識の有無は3項目、親の年齢による認識の有無は5項目に有意差が認められた(p<0.05)。親の性別による満足度の差異は4項目に有意差が認められた(p<0.05)。認識、満足度の差異に親の性差が共通して影響していた。育児に関する性役割観を意識することは重要であるが、父親を対象とした研究は増加傾向にあるものの十分ではない。父親研究の拡大が外来看護の可能性を高める一助となり得る。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子どもが外来受診し、療養行動に取り組む支援を得るために、家族のサポートは不可欠である。子育ては母親のみが実施するのではなく、父親も参加するようなシステムが提案されている現代において、療養行動への取り組みにも両親やその他の家族が関われるようなシステムの構築や役割の提案が必要である。本研究の結果より、父親は不慣れな様子が明らかになった。父親の支援を検討するための研究が子どものアドヒアランスを向上させる方法の提案につながると考える。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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