研究課題/領域番号 |
19K11124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
清水 由美子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30328330)
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研究分担者 |
嶋澤 順子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00331348)
久保 善子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00412669)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 住民主体 / 互助の仕組み / 高齢化 / 都市型集合住宅 / アクションリサーチ / 互助 |
研究開始時の研究の概要 |
都市部において急速に高齢化が進む地域では、健康問題に起因する様々な課題が生じている。このような地域の課題は日常生活の細部にまでわたることから、課題解決には、自然発生的な住民相互の支え合いのみならず、継続して機能する互助の仕組みづくりが求められる。 本研究の目的は、高齢化の進行により健康課題が顕在化し支援の必要な人が増加する都市部の一地域において、住民や関連専門職者らが協働して課題解決を目指すアクションリサーチを通して、平常時・非常時に機能する互助の仕組みを構築することである。また、構築した仕組みが機能することによる地域全体への波及効果についても検証する。
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研究成果の概要 |
本研究は、高齢化が進み健康課題が顕在化してきた都市部の集合住宅において住民と関係者が協働しながら地域の課題解決に取り組む中で、地域住民が主体となった互助の仕組みが構築されるプロセスをアクションリサーチにより解明することを目的とした。 住民の主体的な活動によって地域の課題がより明確となるとともに、住民の協力意識を高める可能性が示唆された。また課題解決を目指すプロセスにおける関係者との協働が、その地域ならではの互助の仕組みの発展につながる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市型集合住宅において現在進行形で起こっている課題に対し、核となる住民と関係者が協議しながら解決を目指す取り組みは、社会全体が高齢化する中で住民同士の互助のあり方や保健福祉の専門職との協働に関する一考察となる。 。
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