• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高齢者サロンを活用した高齢者のレジリエンス向上モデルの構築と有効性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K11135
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

風間 順子  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (90609637)

研究分担者 佐藤 由美  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80235415)
大庭 志野  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (70397321)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 交付 (2019年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード高齢者サロン / レジリエンス / 介護予防 / 地域看護 / 高齢者
研究開始時の研究の概要

わが国では、高齢者の自立と介護予防、QOLの維持上が重要課題であり、対策の一つとして、地域住民主体の高齢者の通いの場である高齢者サロンの活用促進があげられる。本研究では、逆境の経験を乗り越え健康的な状態へ回復する過程・能力である“レジリエンス”の概念に着目し、高齢者サロンの参加により高齢者が自身のレジリエンスを高め、その結果、QOLが維持・向上される、という仮説をもとに、高齢者サロンの参加とレジリエンスとの因果関係モデルを作成する。さらに得られたモデルから高齢者サロンに適用するための「運用ガイド」を作成し施行後、参加者のサロン参加によるレジリエンス向上を評価しモデルの有効性を実証的に検証する。

研究実績の概要

本研究の目的は、高齢者サロンを活用した高齢者のレジリエンス向上モデルを構築し、その有効性を検証することである。超高齢社会にあるわが国では、高齢者の自立と介護予防、QOLの維持・向上が重要課題であり、対策の一つとして、地域住民主体の高齢者の通いの場である高齢者サロンの活用促進があげられる。本研究では、逆境の経験を乗り越え健康的な状態へ回復する過程・能力である“レジリエンス”の概念に着目し、高齢者サロンの参加により高齢者が自身のレジリエンスを高め、その結果、QOLが維持・向上される、という仮説をもとに、高齢者サロンの参加とレジリエンスとの因果関係モデルを作成し、共分散構造分析を用いた統計的アプローチで検証する。さらに、得られたモデルを高齢者サロンに適用するための「運用ガイド」を作成し、高齢者サロンで試行し、参加者のサロン参加によるレジリエンス向上を評価し、モデルの有効性を実証的に検証する。本研究は、2019年度から4年間の研究計画である。初年度(2019)は当該科研費のプロジェクトとして、以下の研究を推進した。
1.高齢者サロン参加者に対して、高齢者サロン実施内容やサロン参加者のサロンに対する捉え方についてインタビュー調査の実施:その結果、高齢者サロン参加者のレジリエンスに関連する因子を特定する質問紙調査の作成可能な基礎データを得た。
2.高齢者サロン参加者の認識や経験の把握を質的記述的に分析し、高齢者サロンでの一連の活動から、高齢者が得た多様な心理的活動が明らかになった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究者の業務多忙により、第一段階とした高齢者サロン参加者の認識や経験の把握を目的としたインタビュー調査の時期やその後の分析において申請時の実施予定よりは進捗に遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

2020年度は、新型コロナウイルスの影響により地域住民への協力・研究依頼を含め制限が大きい状況である。それらの社会情勢を加味して、研究実行可能性の高い研究計画修正を行った。

報告書

(1件)
  • 2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi