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モンゴルのHIV感染リスク集団を対象としたスティグマ軽減と啓発プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K11146
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関岐阜保健大学

研究代表者

高久 道子  岐阜保健大学, 看護学部, 講師 (50730090)

研究分担者 金子 典代  名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50335585)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード性感染症 / 性感染症予防 / ヘルスプロモーション / セクシュアルヘルス / インターネット調査 / 国際保健研究 / HIV-related stigma / HIV感染症 / 国際研究 / 感染疫学 / HIV感染予防 / 国際保健
研究開始時の研究の概要

モンゴルにおけるHIV感染数の約7割が男性同性間で性行為を行う者(MSM)である。モンゴルの当事者NGOは主に首都でMSMを対象にHIV感染予防の情報提供、HIVや性感染症検査、相談等サービスを提供してきた。しかし、NGOのアウトリーチが届かない層、若年層、地方在住者への介入不足
が課題とされ、とくに地方における性的少数者に対するスティグマ、HIV関連の知識不足への取り組みが必要である。本研究は、地方在住のMSMを対象に、首都で実施してきた啓発プログラムを高いコストパフォーマンスと持続可能さを備えたものに改編して実施し、改編プログラムの有
効性の評価分析を行うためにインターネット調査を実施する。

研究成果の概要

本研究は、モンゴルにおけるHIV感染リスク集団である男性同性間で性的接触を行う男性(Men who have sex with men、以下、MSM)、特に地方在住者を対象に、セクシュアルマイノリティとHIVに関するスティグマ軽減と啓発プログラムの開発を目的に実施した。新型コロナ感染症パンデミックの影響で地方MSMへのアウトリーチとプログラム開発が大きく制限された。しかしながらMSMを対象としたインターネット調査を実施した。また研究協力者のモンゴルNGOスタッフがモンゴル保健省の協力を得て、地方でHIV検査や診療、相談等に携わる医療従事者を対象に、活動紹介と差別や偏見軽減の取り組みを行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

モンゴルにおいてHIV感染のリスクの高い集団である同性間で性的接触を行う男性(以下、MSM)に対する差別や偏見の低減に取り組む研究を行った。研究協力者の当事者団体(以下、NGO)は保健省の協力を得て、地方7地域でHIV対策を行う医療従事者を対象にNGOの活動紹介とMSMやHIV陽性者に対する差別や偏見の低減を目的としたプログラムを実施した。参加者にはプログラムの実施前後に、HIV陽性者と性的少数者に対する偏見尺度を用いた質問紙調査を実施し、プログラムの有効性を確認した。またMSM対象のインターネット調査を実施し、HIV感染予防行動やHIV情報の入手行動、偏見や差別の経験について実態を把握した。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (2件)

  • [国際共同研究] Youth for Health Center NGO/国立感染症センター(モンゴル)

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] Studies on mitigating stigma and developing an awareness program targeting a population at risk for HIV infection in Mongolia2021

    • 著者名/発表者名
      Michiko Takaku
    • 学会等名
      第35回日本エイズ学会学術集会・総会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ゲイバー等との連携による「Living Togetherのど自慢」の実践とその効果について2020

    • 著者名/発表者名
      1.荒木順,金子典代,木南拓也,柴田惠,岩橋恒太,藤原孝大,鈴木敦大,小山輝道,高久道子,高久陽介,市川誠一,張由紀夫,生島嗣
    • 学会等名
      第34回日本エイズ学会学術集会・総会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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