研究課題/領域番号 |
19K11180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
瀬戸 僚馬 東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (20554041)
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研究分担者 |
井上 俊孝 西九州大学, 健康福祉学部, 教授 (20274615)
奥平 寛奈 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 講師 (90756785)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 看護業務支援システム / 地域包括ケア病棟 / 看護情報学 / Internet of Things / 位置検知技術 / RPA / Point of Care / 看護支援システム / IoT / 生体医工学 / 医療の質 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、(1)位置検知技術を用いた看護・介護職の動線等のデータ取得、(2)この動線等のデータと医療情報システム等のデータ結合による看護・介護ニーズと介入の定量的分析、(3)看護・介護ニーズの予測を通じた看護・介護の質向上の効果測定の3段階で構成する。
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研究成果の概要 |
本研究は、位置検知技術を地域包括ケア病棟に応用し、ケアの質向上を図るための技術的及び臨床的な課題の整理と、実装方法についての検討を行うものである。本研究において、体位変換など看護・介護に関する基本的な行為を"モノ認証"を通じて検出するための手法を開発するとともに、こうしたIoT(Internet of Things)を病棟ケアに適用する際の倫理的課題の検討を行い、現実的な実装方法を提案することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護や介護の分野では、位置検知技術の活用が少なかった。特に位置を特定する方法として加速度センサやGPSなど多様な方法があるほか、位置を類推するための情報を用いて代替的に位置情報を検出する手法もあるところ、本研究では体位変換マットレスを用いた手法などを考案し、一部は実用新案登録を受けることもできた。また、こうした技術適用には医療現場の同意が必要となるところ、適用範囲について看護管理者向けアンケートを通じておおむね合意が得られている範囲を示すなど、実装に向けた貢献ができたと考えている。
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