研究課題/領域番号 |
19K11182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
赤澤 千春 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (70324689)
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研究分担者 |
寺口 佐與子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 准教授 (30434674)
森本 喜代美 園田学園女子大学, 人間健康学部, 助教 (90616046)
塗 隆志 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (40445995)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / 線維化 / 高齢者 / 腓腹筋振動 / 下肢リンパ浮腫 / 下肢微振動 / 用手微振動 / 腓腹筋ゆすり / 下肢ゆすり |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は筋力低下、握力低下や注意力・集中力低下しつつある高齢下肢リンパ浮腫患者に対して,高齢者でも簡単にできるドレナージと低握力でも履けるストッキングを用いた圧迫療法の開発である。本研究の課題は以下のとおりである。 ①ステージⅡ期にあるリンパ浮腫患者に用手微振動の効果があるか,腓腹筋の上下のゆすりに効果があるか検証する。 ②高齢者の握力で履けるストッキングでリンパ浮腫改善効果のある着圧を検証する。
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研究実績の概要 |
研究目的:続発性リンパ浮腫患者でステージ2期にある患者に腓腹筋の上下ゆすりが浮腫改善に効果があるのかを検証する。 研究方法:研究参加者は鼠径部リンパ節を切除し、下肢リンパ浮腫と診断され、下記に圧痕(ステージ2期)以上の患者とする。対象となる患者に腓腹筋を上下ゆする運動をしてもらい、その前後で浮腫が改善したかを分析する。 結果:2023年度は3名のデータ収集ができた。ステージは2期で、周径差は5~6cmであった。平均上下ゆすり運動は50~60回/分で、運動前後での体組成では減少した患者は1名であった。エコー上で敷石状から軽度の間隙が生じていた。主観的データは足が軽くなったという発言があった。 まだ、データ数が少ないためさらにデータを増やす必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルス感染症が5類になったが、リンパ浮腫外来を受診する患者数が増えていないため、データ数を集めることが困難であった。また、他施設ではまだ、外部からの入室を断るところが多いため、当該の施設でしかとることができなかった。今年度は外来数も増える傾向がみられるので、データ数を集めることは可能であると考える。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度に入ってから外来患者数も少しずつ増えてきているので、積極的に対象となる患者に研究を依頼する。年齢を高齢にしていたが50歳以上にして、対象を増やすことを考える。
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