研究課題/領域番号 |
19K11215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2023) 東京医科歯科大学 (2019, 2022) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2020-2021) |
研究代表者 |
駒形 朋子 (阿部朋子) 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (70361368)
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研究分担者 |
佐々木 吉子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (90401356)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 看護労働力 / 看護業務 / ロボット / タスクシェア / タイムスタディー / 超高齢社会 / タスクシフティング / AI / ワークシェア / ワークシェアリング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、看護業務の量的・質的な実態データから、AIやロボットとの看護業務のワークシェアについて検討する。 近年看護職の役割や業務は、人口構造や社会環境の変化に伴って拡大する一方だが、慢性的な労働力不足も深刻化し続けている。本研究では、AIやロボットとの看護業務のワークシェアを視野に入れ、どの業務は分担ができるのか、あるいは看護職が分担したいと考えているか、また本当に実践したい看護がどの部分なのかなどを実態調査から明らかにする。 本研究は超高齢社会での人々の健やかな生活、そのための良質で本質的な看護の実践という創造的目標実現に向け、本研究は第一歩となる基礎資料を提示することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究課題では、新型コロナウイルス感染症流行中に調査を開始し、パンデミック渦中での大学病院での看護業務調査を行った。感染管理が厳重であったこともありサンプル数が少なく追加での収集もを検討していたが、感染症流行および社会の状況、すなわち条件が大きく変化したため、追加でのデータ収集は行わず得られたデータで論文執筆を目指した。
今年度は、年度終盤ではあったが2024年5月の国際学会(ICRA2024)での発表に向けてデータをまとめ、約3000語での抄録作成が済んでいる。これに加筆修正し、2024年度中の論文受理を目指し引き続き活動する。そのほか、文献収集、学会参加による情報収集を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データ収集/分析はすでに完了しており、論文執筆のための文献収集や学会参加、ヒアリング等での情報収集を行いつつ、2024年5月の国際学会(ICRA2024)での発表準備を進めた。残る課題である論文執筆に向け、順調に研究活動を進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
今回ICRA2024での発表に向け準備した抄録(3000語)を加筆修正し、Nursing and Robotics領域の国際誌に原著論文として投稿する。研究費の残額は、そのための英文校正や文章精錬のためのソフトウェア利用料等に使用予定である。
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